【記事タイトル】エコキュート修理費用の目安はどのくらい?交換の目安や依頼業者の選び方
【カテゴリー】お役立ち / お役立ち情報

エコキュートが故障した場合、「お風呂に入れない」など、すぐに修理しないと生活に支障が出る方も多いはずです。しかし、修理費用は業者によって異なるため「高額な請求をされるかもしれない」と不安を感じている方もいると思います。

この記事ではエコキュートの修理費用の目安をメーカー公式で公表されている金額を紹介しつつ、交換か修理かの目安なども紹介します。修理・交換の依頼業者を選ぶ際のポイントについてもわかりやすく紹介するので、エコキュートの故障で困っている方は参考にしてください。

エコキュートの修理にかかる費用の目安

エコキュートの修理にかかる費用は修理内容によって異なります。

特に内部の不具合の場合、点検してみないとどこが原因で故障しているかがわからないため、まずはメーカーや給湯器専門業者へ連絡することからはじめましょう。

修理にかかる費用は一般的に「技術料+部品代」が請求されますが、業者によっては下記のような料金も上乗せしてかかる可能性がある点には注意が必要です。

  • 見積もり料金
  • 出張料金
  • 訪問先での有料駐車場料金、高速道路料金
  • 高所作業車(高所作業が必要な場合)

そのため、実際にかかる費用についてはまず見積もりを出してもらうことが大切です。

そのうえで、有名メーカー各社が公式サイトで公表している故障内容別の修理費用の目安について紹介します。

ダイキンのエコキュート修理費用の目安

ダイキンでは、下記のような修理費用の目安となっています。

故障内容 修理費用の目安
タンクから水が漏れている 25,000円〜45,000円程度
お風呂からお湯がでない 26,000円〜30,000円程度
お湯の温度調整ができない 25,000円〜49,000円程度
お湯の量が設定より多い・少ない 24,000円〜51,000円程度

ダイキンによると、上記の料金の目安は「出張料、技術料(点検費含む)、部品代」とされています。

ただし、訪問先の住所、設置状況、機種によっては金額が大きく異なる可能性があるともされているため、まずは見積もりをしてもらうことが大切です。

ダイキンの問い合わせ先は下記のとおりです。

メーカー 電話番号 受付日時
ダイキン 0120-881-081 24時間365日

三菱電機のエコキュート修理費用の目安

三菱電機のエコキュート修理費用の目安は下記のとおりです。

故障内容 修理費用の目安
電源が入らない 16,500円~48,400円程度
お湯が出ない、お湯が沸かない 18,700円~66,000円程度
(冷媒回路の故障は73,700円~188,100円程度)
ふろ自動運転しない、追い焚き運転しない 18,700円~66,000円程度
お風呂の湯はりができない 18,700円~66,000円程度
リモコンが点灯・表示しない 27,500円~49,500円程度
水漏れ 16,500円~68,200円程度
「C〇〇」のエラーがリモコンに表示される 18,700円~68,200円程度
(冷媒回路の故障は55,000円~176,000円)
「H〇〇」「E〇〇」「F〇〇」のエラーがリモコンに表示される 18,700円~68,200円程度

上記の料金は「部品代、技術料、出張料」を含んだ目安とされていますが、やはり他社と同様に設置場所の状況や離島においては上記の料金を大幅に上回ることがあるとされています。

なお、三菱電機の問い合わせ先は下記のとおりです。

メーカー 電話番号 受付日時
三菱電機 ・0120-139-365
・0570-077-365(携帯・PHS)
平日:9時〜19時
土日祝日:9時〜17時

パナソニックのエコキュート修理費用の目安

パナソニックのエコキュート修理費用の目安は、少ないですが下記のものが公式サイトに記載されていました。

故障内容 修理費用の目安
お湯が出ない 25,000円〜35,000円程度
水が漏れる 15,000円~75,000円程度

上記は「部品代、技術料、出張料」を含む料金とされています。

修理費用の目安が記載されたページには明記されていませんでしたが、おそらく他のメーカーと同じく状況に応じては目安の料金を上回ることがあるでしょう。

なお、パナソニックの問い合わせ先は下記のとおりです。

メーカー 電話番号 受付日時
パナソニック ・0120-878-695
・06-6907-1187(フリーダイヤルが利用できない場合)
月~土曜:9時~18時

コロナ・日立・サンデンのエコキュートの修理費用の目安

エコキュートを販売しているメーカーとして他にもコロナ、日立、サンデンといったメーカーがあります。

しかし、公式サイトには修理費用の目安が記載されていませんでした。

メーカーによってはチャットサービスやメール、電話などで相談窓口を設けており、そこから故障内容を問い合わせることで、修理費用の目安を教えてもらえる場合もあります。

そのため、修理代の目安が知りたい場合にはまずそれぞれのメーカーに問い合わせてみましょう。

メーカー 電話番号 受付時間
コロナ ・0120-919-302
・0570-550-992(携帯・PHS)
24時間365日
日立 ・0120-3121-68
・0570-0031-68(携帯・PHS)
月〜土:9時〜18時
日・祝日:9時〜17時
サンデン 0120-330-515 平日:9時〜17時30分

[tpl file='inc_cvArea04']

エコキュートの修理にかかる時間はどのくらい?

エコキュートの修理にかかる時間は、修理する部分や内容によるため一概に断言することができません。

数時間以内に終わる場合もあれば、数日かかる場合もあるため、まずはどの箇所がどのような不具合を起こし、どのような部品の修理が必要になるかを調べる必要があります。

例えば、エコキュートの型が古く部品の製造が終了している場合、部品の取り寄せが必要になるなどして数日〜数週間待つことになるといったケースもあります。

なお、修理ではなくエコキュート本体を交換する場合は約4時間〜7時間といった半日程度の工事とされています。

もちろん、工事内容によって必要になる時間は上下しますが、いずれにしろエコキュートの故障は生活に支障がでる可能性があるので、メーカーや業者に連絡するなどして早めに現地調査にきてもらうことが大切です。

現地調査により故障箇所と具体的な修理内容が決まればおおよその修理完了までの時間を教えてもらえるでしょう。

エコキュートの保証期間内なら修理費用が抑えられる

もしエコキュートがメーカー保証期間内であれば、修理費用を抑えられる可能性があります。

下記のように、一般的なメーカー保証期間は1〜2年ですが、有料サービスにより保証期間を延長すると最大で10年間までメーカー保証が適用されます。

メーカー 標準保証期間(無料) 延長保証(有料)
パナソニック 1年間 5年間/8年間/10年間
三菱電機 2年間 5年間/8年間/10年間
ダイキン 1年間 10年間
コロナ 2年間 5年間/8年間/10年間
日立 1年間 7年間/10年間

ただし、有料の延長保証は購入から一定期間経つと加入できないため注意しましょう。

例えば、エコキュート購入から3年以上が経ってから故障し、無料のメーカー保証が切れていたからといって延長保証に申し込むといったことはできないのです。

また、保証期間内であっても下記の要因で故障した場合は保証対象外になるため覚えておきましょう。

  • 取扱説明書や注意書きを無視した不当な扱いで故障した場合
  • 本体以外の要因で故障した場合
  • パッキンやフィルターなどの消耗品は対象外
  • 部品の経年劣化などで故障した場合
  • 取付業者の据付工事不備などで故障した場合

例えば、「普通に使っていたのに突然お湯が沸かなくなった」といった場合には内部の部品の故障が考えられるため、保証の対象となる可能性が高いでしょう。

いずれにしろ、メーカーの保証期間中の故障であれば、一度メーカーに問い合わせてみましょう。

火災保険も対象となることがある

エコキュートは火災保険の対象となる場合があります。

火災保険には任意で加入できる「風災補償」という種類の保険がありますが、風災保証は屋外設備や建物が風、雨、雪、雹(ひょう)、砂塵(さじん)、などで被害を受けると補償が適用されるサービスです。

例えば、台風などの際に飛んできた木や板などがエコキュートに直撃して壊れた場合には風災補償が適用できる可能性があります。

適用される条件は限られますが、もしそのような風災によってエコキュートが壊れた場合には火災保険が適用できないかも検討してみましょう。

こちらの記事でより詳しく解説していますので是非参考にしてみてください。

エコキュートの凍結や傾きなどは保証対象?修理費用がかかる?

エコキュートの故障事例として「エコキュートが凍結した」、「エコキュート本体が傾いた」といった場合があると思います。

このようなエコキュートの内部ではない箇所に不具合があった場合には保証の対象となるのか、また、修理費用がかかるのかについて紹介します。

凍結は故障ではない!対策と対応について

まず凍結についての結論をいうと、凍結は厳密にいうと「故障」ではありません。

エコキュートを販売しているメーカーでは、凍結してお湯や水が出なくなった場合には、解消するまで待つことを推奨しています。

凍結した配管に熱湯をかけるなどして解消しようとすると、熱膨張により配管が破裂してしまう可能性があるため注意しましょう。

そのような自己判断による対処で配管が破裂した場合は、メーカー保証期間内でも保証の対象外となる可能性が高いです。

凍結した場合には解消を待ちましょう。

傾きは据付工事のミス!保証対象外に注意

エコキュート本体の傾きについては据付工事を行った施工業者のミスや、地盤の緩みなどが原因として考えられるため、保証の対象外になる可能性が高いでしょう。

保証の対象外だからといってそのままにしておくとちょっとした風や地震で倒れてきて事故に繋がる可能性があるほか、別の故障の原因になるリスクもあります。

傾きの修正についてはメーカーもしくは給湯器専門業者に依頼することをおすすめします。

ただし、悪質な業者や施工不良を起こすような業者を選んでしまうと同じような状況になるかもしれません。

業者選びのポイントについては後述しているので、業者に依頼を考えている方はそちらを参考にしてください。

[tpl file='inc_cvArea05'][tpl file='e_waterheaterPurchasing02']

エコキュートの耐用年数(寿命)はどのくらい?修理か交換かの目安について

エコキュートの耐用年数は約10年〜15年です。

エコキュートは「貯水タンク」と「ヒートポンプ」の2つのユニットで構成されていますが、それぞれの耐用年数については貯水タンクが約5年〜15年、ヒートポンプが約10年〜15年といわれています。

基本的に一部の軽微な故障などであれば修理をおすすめしますが、下記のような点に該当する場合は交換がおすすめです。

  • 約10年〜15年以上同じエコキュートを使用している
  • エラーが多発して使い物にならない
  • 見積もりをしてもらった結果修理代が高額だった

それぞれについて、以下で詳しく紹介します。

10年〜15年以上使っているなら交換を検討しよう

耐用年数以上エコキュートを使っているのであれば交換がおすすめです。

そのまま使い続けても短いスパンで不具合が発生する可能性が高いほか、型の古いエコキュートになると部品の製造が終了し、取り寄せによって高額な修理代を請求されることもあります。

もし約10年〜15年以上使用しているのであれば、新しいエコキュートに買い換えた方が経済的な可能性があります。

エラーが多発するなら交換がおすすめ

エラーが多発する場合も買い替えのタイミングといえるでしょう。

エコキュートは貯水タンクとヒートポンプの2つのユニットそれぞれに役割があり、ひとつの給湯器として機能しています。

もしヒートポンプ内部に不具合がある場合、その不具合をきっかけに貯水タンクにも悪影響を及ぼすといったことも考えられるでしょう。

もし修理してもエラーが多発する場合、不具合がさまざまな箇所に悪影響を与えている可能性があります。

修理の度に給湯器が使えなくなって困るほか、修理代による維持費も高額になるため、エラーが多発する場合にも交換がおすすめです。

修理代が高額なら交換がおすすめ

修理代はメーカーによって大まかな目安が記載されている場合がありますが、あくまでも「目安」であり、実際にかかる修理費用は状況によって異なります。

もし修理費用があまりにも高額なのであれば、新しいエコキュートに交換した方が経済的な場合もあります。

修理費用の見積もりを出してもらった段階で「高すぎる」と感じるのであれば、買い替えを検討してみましょう。

エコキュートの修理・交換はどこに頼む?

エコキュートの修理・交換を依頼できるのは、大きく分けて「メーカー」と「給湯器専門業者」の2つです。

どちらに頼むべきかの目安や、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく紹介するため参考にしてください。

保証期間内ならメーカーに連絡

もし使っているエコキュートがメーカー保証期間内であれば、基本的にメーカーに依頼するという判断で問題ありません。

故障の内容にもよりますが、無償で修理してもらえる場合や、費用を抑えられる可能性が高いでしょう。

ただし、後述していますが保証期間外の場合は満額修理代がかかるなどしてあまりお得ではないため注意が必要です。

メーカーに修理を依頼するメリット・デメリットをまとめて紹介すると下記のようなものが挙げられます。

メリット ・製造会社のため安心して依頼できる
・一定にサービスの質が保証されている
・製品に対する知識が豊富
・専門業者を探す手間が省ける
・保証期間内であれば修理費用を抑えられる
デメリット ・保証期間をすぎると修理代が満額かかる
・割引キャンペーンなどがない
・修理・交換はそのメーカーの製品に限られる
・修理・交換業者はメーカー委託になる
・対応時間が限られている場合が多い

メーカーはエコキュートの販売元であるため安心感はありますが、保証期間外の方が「費用を抑えて修理したい」という方にはあまり向かないかもしれません。

保証期間外なら給湯器専門業者がおすすめ

メーカー保証期間外であれば給湯器専門業者がおすすめです。

給湯器専門業者とは、給湯器を専門として修理・交換などの業務を請け負っている業者のことを指し、インターネットで検索するとさまざまな業者がヒットするでしょう。

メーカーとの大きな違いは、割引キャンペーンなどが開催されていることがある点と、24時間年中無休など臨機応変な対応が期待できる点です。

給湯器専門業者に依頼するメリット・デメリットをまとめると下記のとおりです。

メリット ・割引キャンペーンなどがある
・メーカーよりコストを抑えられる可能性がある
・サービスやアフターケアが充実している
・24時間年中無休で対応してくれる業者もある
デメリット ・業者が多いため比較・検討に手間がかかる
・悪質な業者もあるため注意が必要

メーカー保証期間外であればメーカーよりもメリットが多いのですが、ひとつ注意点を挙げるとすれば悪質な業者を選ばないために注意する点でしょう。

独立行政法人国民生活センターによると、近年では「水周りのトラブルを解決する業者から見積もりとは大幅に違う金額を請求された」という趣旨の相談件数が増えているとされています。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、以降で紹介する安心して依頼できる業者選びのコツを参考にして、エコキュートの修理を行ってください。

エコキュート修理・交換費用は安い方が良い?業者選びのコツ

エコキュートは修理・交換費用が安いことに越したことはありませんが、安さだけで選ぶと失敗する可能性があります。

費用を抑えつつ安心して頼める業者を選ぶためには下記のような点に注目しましょう。

  • 素早い対応をしてくれる
  • 24時間年中無休で対応してくれる
  • 水道局指定のしっかりした業者
  • 資格保有者のスタッフが在籍している
  • 見積もりや出張料、キャンセル料などが無料
  • 実績豊富で知名度があり安心感がある

エコキュートのような給湯器が故障するとお風呂に入れないなど日常生活に支障がでるため、24時間年中無休でいつでも臨機応変に対応してくれる頼れる業者をひとつ知っておくと良いでしょう。

また、柔軟性のほかでは「安心して頼めるか?」が重要なポイントのひとつだと思います。

安心して頼めるかどうかを見極めるためには、まず「指定給水装置工事事業者」かどうかをチェックすることをおすすめします。

指定給水装置工事事業者とは、各自治体が認める水道法施行令に定められた基準に合う水道工事ができる業者のことを指し、一定の要件を満たすことで「指定給水装置工事事業者」として認められます。

それに加え、実績豊富でインターネットにも良い口コミ・評判が多く、芸能人を起用したテレビCMなど放送しているとより信頼できる確率が高くなるでしょう。

なお、業者を選ぶ際には複数社から見積もりをとって比較することが大切ですが、業者によっては見積もりだけでも料金が発生する場合があります。

見積もり料金が発生するからといって悪徳業者というわけではありませんが、まず修理の相場を把握したい場合には無料見積もりをしてくれる業者がおすすめです。

このようなポイントを踏まえて業者を選ぶことで、費用を抑えつつ安心した業者が見つかるでしょう。

[tpl file='inc_cvArea05'][tpl file='e_waterheaterPurchasing02']

エコキュートを長く使うために意識するべきポイント

エコキュートを修理した後でも、再度故障させないために日頃からのお手入れや点検は忘れずに行うことをおすすめします。

メーカーが推奨するお手入れや点検の方法を一例として紹介すると下記のとおりです。

頻度 お手入れ・点検

日常的

ふろ循環アダプター掃除
リモコンの掃除

月に1回程度

時刻の確認
漏電遮断機の確認

年に2〜3回程度

逃し弁の点検
貯湯ユニットの掃除
配管の点検
半年に1回程度 ふろ追いだき配管の清掃

分解などすると保証の対象外となるほか、火災などの事故に繋がる可能性があるため、上記のようなメーカーが推奨するお手入れ・点検の方法を参考にしながらエコキュートを使用しましょう。

修理費用を抑えてエコキュートを直すまでの一連の流れ

ここまでエコキュートが故障した際の修理費用や、問い合わせ先、修理を依頼する業者選びのポイントなどを紹介してきました。

最後は、まとめとして、状況別に分けてエコキュートを直すまでの一連の流れを紹介します。

①メーカー保証の期間内の場合

メーカー保証の期間内であれば下記の手順を踏みましょう。

メーカー保証の期間内の場合
  1. メーカーに問い合わせ
  2. 診断・点検
  3. 診断結果の説明
  4. 修理費用の見積もり
  5. 修理日の日程調整
  6. 修理実施
  7. 修理代金の支払い

メーカー保証期間内であれば基本的に迷わずメーカーに問い合わせて問題ありません。

業者などを比較する必要がないため、すぐさま対応できるでしょう。

②メーカー保証期間外かつ持ち家の場合

メーカーの保証期間外で、自宅が一戸建ての持ち家の場合は下記のとおりです。

メーカー保証期間外かつ持ち家の場合
  1. 依頼する業者を探す
  2. 複数の業者から見積もりを依頼する
  3. 診断結果の説明と見積もり
  4. 業者をひとつ選んで修理を依頼する
  5. 修理日の日程調整
  6. 修理実施
  7. 修理代金の支払い

メーカー保証期間外かつ、自宅が持ち家の場合は基本的に自分で修理業者を探して依頼することになります。

まずは「依頼する」という気持ちではなく「とりあえず見積もりを出してもらう」という気持ちで問題ありません。

悪質な業者を選ばないように、紹介した業者選びのポイントを参考にしつつ、依頼する業者をピックアップし、見積もりを出してもらいましょう。

③マンションやアパートなどの賃貸に住んでいる場合

賃貸マンションやアパート、賃貸の戸建てなど大家や管理会社が管理する住宅の場合は下記のとおりです。

マンションやアパートなどの賃貸に住んでいる場合
  1. 管理者に連絡する
  2. 管理者の手配で修理
  3. 自分で手配する場合は依頼する業者を探す
  4. 複数の業者から見積もりを依頼する
  5. 診断結果の説明と見積もり
  6. 業者をひとつ選んで修理を依頼する
  7. 修理日の日程調整
  8. 修理実施
  9. 修理代金の立て替え
  10. 管理会社にかかった費用を請求する

マンションやアパートでは給湯器を設置している場所が共用部分となるため、給湯器の修理・交換義務は管理者側にあります。

また、賃貸の場合も給湯器などの設備は管理者が修理・交換する義務を持ち、それぞれ修理にかかる費用も管理者が負担することが原則となっています。

そのため、まず自分で業者を探す前に、「給湯器が故障したので修理して欲しい」と管理者に問い合わせることからはじめましょう。

管理者が修理業者を手配してくれることが多いと思いますが、場合によっては「修理費用は後で払うので立て替えておいて欲しい」と依頼されるケースもあります。

なお、分譲マンションの場合は自己負担での修理となるほか、業者の手配も基本的には自分で行う必要があります。

ただし、修理作業の際に廊下など共用部分を使用する場合には管理者に許可を得る必要があります。いずれにしろ給湯器を勝手に修理することが契約書などで禁止されている場合もあるため、マンション・アパートや賃貸の場合はまず管理者に問い合わせましょう。

まとめ

エコキュートの修理費用は、修理が必要になる部分の部品などにより費用が異なるため、まずはメーカーや専門業者に診断してもらい、見積もりを出してもらうことが大切です。

修理を依頼する場合、メーカー保証期間内であれば「メーカー」、保証期間外であれば「給湯器専門業者」がおすすめです。

なお、賃貸マンションや賃貸の戸建てなどの場合、給湯器の修理・交換の責任は管理者側にあるため、まずは管理者に連絡しましょう。

分譲マンションの場合は自己負担かつ業者の依頼も自分で行う必要がありますが、工事の内容によっては管理者の許可が必要になる可能性があるため、いずれにしろマンション住まいの場合は管理者に連絡しておくことをおすすめします。

もし持ち家などの場合は自分で業者を選択することとなりますが、安心できそうな複数の業者から見積もりを出してもらうことが大切です。

費用だけに着目せず、紹介した業者選びのポイントを踏まえて安心して頼めるだけの根拠があるかどうかを確認しながら選定し、まずは見積もりをとることをおすすめします。

[tpl file='inc_cvArea05']