最短20分で駆けつけ!

水漏れの応急処置方法

水漏れの主なトラブルと応急処置

トイレで水漏れのトラブルが起きた場合、床下への浸水を防ぐためにも水を拭き
その後、止水栓を閉めて水を止めた後防水補修テープなどを使用して応急処置を行いましょう。

トラブル箇所
内容
緊急度 ※原因応急処置
【トイレ】
タンク内
・タンク内の異物(洗浄剤・ペットボトル等)による動作不良
・ボールタップ(浮き球)の劣化
・ゴムフロート(フロート弁)の劣化
・サイフォン(オーバーフロー管)の破損
・水漏れの被害が広がらないようにタオルなどで水を拭く
・止水栓もしくは水道の元栓を閉める
・トイレを流してタンクを空にする
・原因となる部品の交換を行う
※作業に不安な場合は、止水までして、業者へ依頼
【トイレ】
給水管の接合部分
止水栓
・接続部分のパッキン(黒いゴム)の劣化
・ナットがゆるんでいる
・取付不良
・給水管のひび割れ
・水漏れの被害が広がらないようにタオルなどで水を拭く
・止水栓もしくは水の元栓を閉める
・ナットのゆるみを確認し、ナットを閉める
・パッキンの劣化が原因の場合は部品の交換を行う
※作業に不安な場合は、止水までして業者へ依頼
【トイレ】
便器の破損
・強い衝撃によるひび割れ
・熱湯によるひび割れ
・水漏れの被害が広がらないようにタオルなどで水を拭く
・止水栓を閉める
・ひび割れている箇所に布製のガムテープを巻く(切り口が鋭利になっているので注意)
・止水までして、できるだけ早く便器の交換を依頼する
【トイレ】
レバー
・錆や水垢による動作不良
・レバーの軸の破損やフロートゴムのチェーンの破損
・レバー固定部のゆるみ
・水漏れの被害が広がらないようにタオルなどで水を拭く
・止水栓もしくは水の元栓を閉める
・トイレを流してタンクを空にする
・レバーの固定ナットの増し締め(既に締まっているボルトをさらに締め付けること)又はレバーの交換
・ゴムフロートの交換をする
※作業に不安な場合は、止水までして業者へ依頼する
【トイレ】
トイレタンクと便器の間
・タンクと便器の間の密結ボルトのゆるみ
・タンクと便器の間の密結パッキンの劣化
・タンクひび割れ
・水漏れの被害が広がらないようにタオルなどで水を拭く
・止水栓もしくは水の元栓を閉める
・タンクを取り外し、便器とタンクの間にある密結ボルトを増し締めし(既に締まっているボルトをさらに締め付けること)、密結パッキンを新しいものに交換
・タンクの交換
※止水までして、できるだけ早く業者へ修理依頼をする
【トイレ】
トイレと床の間
・便器と排水管を接続しているフランジの破損
・フランジと便器を接続しているシール材(ガスケット)の劣化
・便器のひび割れ
・洗浄付き便座の水漏れ
・タンクフタのつまり
・手洗い管の破損やボールタップと手洗い管をつなぐホースの破損
・密結ボルトのゆるみや密結パッキンの劣化
・タンクのひび割れ
・給水管、止水栓、洗浄管からの水漏れ
・水漏れの被害が広がらないようにタオルなどで水を拭く
・止水栓もしくは水の元栓を閉める
・床の水漏れを処理する
※便器の着脱や専門知識が必要になるため、止水までして業者へ修理依頼をする
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
ハンドルタイプ:蛇口の先(吐水口)
・コマパッキン(ケレップ)の破損や劣化・コマパッキン(ケレップ)の交換
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②マイナスドライバー等を使用してハンドルの上のキャップを取り外す
③プラスドライバーを使用してハンドルを取り外す
④モンキーレンチ等を使用してハンドル下のカバーナットをゆるめ、取り外す
⑤ウォーターポンププライヤー等を使用してスピンドルを取り外す
⑥ピンセットなどを使用してコマパッキン(ケレップ)を取り出す
⑦新しいコマパッキン(ケレップ)を取り付ける
⑧締めすぎに注意しながら、スピンドル・ナット・ハンドルを取り付ける
⑨通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
ハンドルタイプ:ハンドルの下
・三角パッキンの破損や劣化・三角パッキンの交換をする
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②マイナスドライバー等を使用してハンドルの上のキャップを外す
③プラスドライバーを使用してハンドルを外す
④モンキーレンチ等を使用してハンドル下のカバーナットをゆるめ、取り外す
⑤三角パッキンを交換する
⑥締めすぎに注意しながら、カバーナット・ハンドルを取り付ける
⑦通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
ハンドルタイプ:パイプの根元
・U(X)パッキンの破損や劣化・U(X)パッキンの交換をする
①止水栓もしくは水の元栓を閉める(止水の必要はありませんが、念のため)
②レンチを使用してパイプナットをゆるめる
③パイプと古いU(X)パッキンを取り外す
③新しいU(X)パッキンの溝を本体側に向けて差し込む(Xパッキンは向きはありません)
④締めすぎに注意しながら、パイプを取り付ける
※作業に不安な場合は、業者へ依頼
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
ハンドルタイプ:クランクナット
・クランクパッキンの破損や劣化・クランクパッキンの交換
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②レンチを使用してクランクナットをゆるめる
③蛇口本体を取り外す
④新しいクランクパッキンを差し込み交換する
⑤蛇口本体取り付ける
⑥通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼する
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
ハンドルタイプ:壁とクランクの間
・シールテープの施工もしくは蛇口取付不備
・給水管・給湯管の破損
・シールテープの交換
①水の元栓を閉める
②モンキーレンチを使用してクランクナットをゆるめる
③蛇口本体を取り外す
④クランクにタオルを巻いて、反時計回りにまわし取り外す
⑤配管内を歯ブラシなどを使って掃除する
⑥クランクのシールテープをはがし、引っ張りながら時計回りに10周程度巻き付ける
⑦クランクを元に戻す(パッキンが外れていないか確認をする)
⑧蛇口本体を取り付ける
⑨通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合や改善しない場合は、業者へ依頼
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
レバータイプ:蛇口の先(吐水口)
・バルブカートリッジの破損や劣化・バルブカートリッジの交換
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②マイナスドライバー等を使用してレバーのキャップを取り外す
③プラスドライバーを使用してキャップ内のねじをゆるめる
④モンキーレンチを使用してカートリッジを押さえを取り外した後、バルブカートリッジを取り外す
⑤バルブカートリッジを取り付ける
⑥逆の手順で元に戻す
⑦通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼する
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
レバータイプ:レバーの下
・バルブカートリッジの破損や劣化・バルブカートリッジの交換
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②マイナスドライバー等を使用してレバーのキャップを取り外す
③プラスドライバーを使用してキャップ内のねじをゆるめる
④モンキーレンチを使用してカートリッジを押さえを取り外した後、バルブカートリッジを取り外す
⑤バルブカートリッジを取り付ける
⑥逆の手順で元に戻す
⑦通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼する
【蛇口】【洗面所】【お風呂】【キッチン】
レバータイプ:パイプ(根元)
・バルブカートリッジの破損や劣化
・U(X)パッキンの破損や劣化
<壁付混合水栓の場合>・U(X)パッキンの交換をする
①止水栓もしくは水の元栓を閉める(止水の必要はありませんが、念のため)
②モンキーレンチを使用してパイプナットをゆるめる
③パイプと古いU(X)パッキンを取り外す
③新しいU(X)パッキンの溝を本体側に向けて差し込む(Xパッキンは向きはありません)
④締めすぎに注意しながら、パイプを取り付ける
⑤通水し、水漏れがないかを確認する

<台付混合水栓の場合>
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②マイナスドライバー等を使用してレバーのキャップを取り外す
③プラスドライバーを使用してキャップ内のねじをゆるめる
④モンキーレンチを使用してカートリッジ押さえを取り外した後、スパウト部を抜き取る
⑤U(X)パッキン上下2か所抜き取る
⑥新しいU(X)パッキンを向きに注意して逆の手順で元に戻す(パッキンの溝を上は下向き、下は上向き)
⑦逆の手順で元に戻す
⑧通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼
排水管からの水漏れ・排水管の接合部分のゆるみ
・排水管の腐食(金属の排水管の場合)
・凍結による亀裂
・水漏れ箇所の止水栓を閉める
・亀裂箇所に自己癒着テープを巻いておく
・排水管の修理や交換が必要になるので業者に依頼
【立水栓・散水栓】
蛇口の先端からの水漏れ
・コマパッキン(ケレップ)の破損、劣化・コマパッキン(ケレップ)の交換
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②マイナスドライバー等を使用してハンドルの上のキャップを取り外す
③プラスドライバーを使用してハンドルを取り外す
④モンキーレンチ等を使用してハンドル下のカバーナットをゆるめ、取り外す
⑤ウォーターポンププライヤー等を使用してスピンドルを取り外す
⑥ピンセットなどを使用してコマパッキン(ケレップ)を取り出す
⑦新しいコマパッキン(ケレップ)を取り付ける
⑧締めすぎに注意しながら、スピンドル・ナット・ハンドルを取り付ける
⑨通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼
【立水栓・散水栓】
ハンドルの下からの水漏れ
・三角パッキンの破損や劣化・三角パッキンの交換をする
①止水栓もしくは水の元栓を閉める
②マイナスドライバー等を使用してハンドルの上のキャップを外す
③プラスドライバーを使用してハンドルを外す
④モンキーレンチ等を使用してハンドル下のカバーナットをゆるめ、取り外す
⑤三角パッキンを交換する
⑥締めすぎに注意しながら、カバーナット・ハンドルを取り付ける
⑦通水し、水漏れがないかを確認する
※作業に不安な場合は、業者へ依頼
【立水栓・散水栓】
パイプの根元からの水漏れ
・ナットのゆるみ
・U(X)パッキンの破損や劣化
・U(X)パッキンの交換をする
①止水栓もしくは水の元栓を閉める(止水の必要はありませんが、念のため)
②レンチを使用してパイプナットをゆるめる
③パイプと古いU(X)パッキンを取り外す
③新しいU(X)パッキンの溝を本体側に向けて差し込む(Xパッキンは向きはありません)
④締めすぎに注意しながら、パイプを取り付ける
※作業に不安な場合は、業者へ依頼
{mso-dat【立水栓】
蛇口の根元からの水漏れ
・接続部分のナットのゆるみ
・パッキンの劣化や破損
・ナットの増し締め
・パッキンの交換
【散水栓】
蛇口以外からの水漏れ
中~高・外部からの衝撃によってひびが入っている
・凍結による破損
・配管の経年劣化や破損
・水栓本体の交換
・水の元栓を閉めて、業者へ修理依頼の連絡をする
水道管の破裂・凍結
・水道管の経年劣化
・地震による破裂
・水の元栓を締める
・破裂した箇所に、タオルや防水テープを巻いて応急処置をした後、業者へ修理の依頼をする

※緊急度について
高:業者に修理・交換依頼をしなければ難しい作業
中:DIYが得意であれば自力で修理・交換が可能な作業
低:自分で解決できる作業