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【配管の種類】給水管はなにでできている?HIVP管とVP管の違い:イメージ
豆知識 更新日:2024年10月22日

【配管の種類】給水管はなにでできている?HIVP管とVP管の違い

給水配管は、住宅や建物のライフラインを支える重要な設備の一つです。特に、使用する配管の種類によって耐久性や施工のしやすさが変わるため、それぞれの特徴を理解して適切な配管を選ぶことが大切です。本記事では、給水管に使用されるHIVP管とVP管の違いや、他の配管素材それぞれの特徴を詳しく解説していきます。給水配管の知識やメンテナンス頻度など、生活の知恵として役立ててください。
目次
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配管の種類

まずは、給水配管に対して欠かせない知識である配管の種類と配管の管轄下について解説します。それぞれの特徴を理解して配管を選べれば無用なトラブルも避けられますので、ぜひ理解を深めてみてください。

大きく樹脂製と金属製に分けられる

配管の種類には、大きく樹脂製の配管と金属製の配管の2つに分類されます。それぞれの詳しい特徴については後ほど解説しますが、樹脂製の配管は、軽量で取り扱いやすく腐食しにくいため、耐久性が高いのが特徴です。一方、金属製の配管は、主にステンレスや銅が使用され、強度や耐熱性に優れています。それぞれの配管に長所と短所があるため使用環境に応じて選ぶ必要はありますが、現在の一般家庭には腐食しにくい樹脂製配管が使われているのが主流です。

一次側の給水管は水道局の管轄

給水管において一次側とは、水の供給元から個人の住宅や建物などの配管部分を指します。さらに詳しく言うと、水道局などの公的機関が管理している部分のことで、水道本管からメーターまでの配管を主に一次側と呼びます。この一次側の部分は公共のインフラとして扱われているため、個人や企業の管理下ではないのが大きな特徴です。

なぜ一次側が水道局の管轄にあるのかというと、公共の水道システムが安定して安全な水を供給するために、一定の基準や品質を保つ必要があるからです。水質や水圧の管理、配管の維持などを正しく行うために、水道局が責任を持って管理しています。もしこの一次側部分が企業や個人の管理下に置かれてしまうと、水質が変わってしまったり、漏水が発生しても気づかない可能性があるため、公的な機関が統制することで大きなトラブルを防ぐ役割を果たしています。

二次側の給水管は建物の所有者の管轄

給水管において二次側とは、メーターから建物内部までの配管部分を指します。さらに詳しく言うと、メーター以降にある個人の住宅や施設の内部に水を供給するための配管や設備のことを二次側と呼んでいます。この二次側部分は、一般的に建物の所有者が管理とメンテナンスを行うべき範囲です。

なぜ二次側が所有者の管理下になるのかというと、メーター以降は公共のインフラとしてではなく、個人の利用や責任の範囲内にあると考えられているからです。メーターは、公共の水道システムから供給された水をどれだけ使ったかを計る境目であり、メーターを超えた先からの配管・設備は個人の住宅や施設のものとなります。そのため、どのように配管するか、改修するか、などメンテナンスや配管の種類にも自由度があるのが特徴です。配管設備のメンテナンスを個人で定期的に行う必要はありますが、所有者自身の判断で給水の環境を変更できます。

樹脂製配管の特徴

ここからは、配管の種類である樹脂製配管について詳しく解説します。

樹脂製配管の種類

樹脂製配管と一口に言っても、実はさまざまな種類が存在しています。軽量で加工しやすく耐久性に優れていることから、住宅や施設の給水・排水システムに広く使用されていますが、用途・耐久性・コストによって選ぶ配管の種類も違ってきます。そのため、樹脂製配管それぞれの特徴を理解した上で選ぶのが大切です。以下で現在広く使用されている代表的な樹脂製配管の種類をいくつか紹介します。

樹脂製配管の例
  • VP管
  • HIVP管
  • HTVP管
  • ポリエチレン管
  • エルメックス

VP管とは?

VP管とは、硬質塩化ビニル管のことで、主に排水設備や給水管として広く使用されている配管です。VP管のVPとはVinyl Pipeの略称で、硬質の塩化ビニル素材で造られているため、強度が高く耐久性にも優れています。他の配管と比べても腐食に強く、高い強度を持っていることから長期間にわたって使用できるのが大きな特徴です。

HIVP管とは?

HIVP管とは耐衝撃性硬質塩化ビニル管の略称で、VP管と同じく塩化ビニルで造られている配管の1つです。通常のVP管に比べて、HIVP管は衝撃に対する耐久性が強化されており、外部からの圧力や衝撃に対して優れた耐性を持っています。そのため、地中に設置する配管や負荷がかかりやすい場所での使用が適しており、寒冷地や工業用途で特に利用されています。

HTVP管とは?

HTVP管とは高耐熱性硬質塩化ビニル管の略称で、VP管と同じく塩化ビニルで造られている配管の1つです。通常のVP管に比べて耐熱性が強化されており、温水の給水管や工業用の配管など温度が高い状況でも安定して使用できます。通常のVP管は耐熱性に制限があるため常温や低温の水道管に使われますが、HTVP管は60℃~80℃の温水でも扱えるのが大きな特徴です

ポリエチレン管とは?

ポリエチレン管とは、ポリエチレン素材で造られている配管のことで、柔軟性と耐腐食性に優れているのが特徴です。VP管は硬質ですが、ポリエチレン管は高い柔軟性を持っているため曲がりくねった複雑な配管に適しています。また、耐衝撃性や耐腐食性にも優れているため腐食や錆びる心配もなく、酸やアルカリなどの化学薬品に対しても強い耐久性があるのが大きな特徴です

エルメックスとは?

エルメックスとは、架橋ポリエチレン管のうちの1種で、柔軟性がありながら高温から低温まで幅広い温度への耐久性が高いのが特徴です。一般的には給水や給湯の設備に使われますが、比較的新しい素材のため、導入されている事例はまだあまり多くありません。また、塩素水に対する耐久性も高いためパイプが酸化しにくく、安全な水質環境を長く保てるのも大きな特徴です。今後さらに普及していくことが予想されている期待の素材です。

樹脂製配管のメリット

樹脂製配管を使用する最大のメリットは、耐腐食性に優れていることです。金属製の配管は時間とともに錆びたり腐食するリスクが高いため、使える水質や環境が絞られる場合も多いですが、樹脂製配管は腐食や錆びる心配がありません。そのため、金属製配管よりも長い期間を安定して使用でき、水質に対しても高い安全性を保てます。

また、柔軟性や凍結に対する強度も大きなメリットです。金属製配管は硬くて曲げにくいことも多く、凍結すれば破裂することもあります。一方で樹脂製配管は、高い柔軟性でレイアウトの自由度も高く、低い温度でも割れにくいのが特徴です。そのため、さまざまな環境での使用に適しており、非常に使いやすい配管素材と言えます。

樹脂製配管のメリット
  • 取り扱いやすい
  • 温度変化に強い
  • 振動に強い
  • 化学物質に強い
  • コストが安価

樹脂製配管は、工事においても大きなメリットがあります。軽量な素材のため非常に軽く、金属製配管よりも取り扱いやすいので、工事の際の持ち運びや設置の作業負担を軽減が可能です。また、溶接や特殊な工具を使わずに接着剤などで接続ができるため、工事のスピードは上がり、時間とコストの節約にも繋がります。樹脂製配管は工事としても非常に使い勝手がよく、さまざまな現場で使われています。

加えて、樹脂製配管は金属製配管に比べて温度や振動、化学物質に強いのも特徴です。素材となっている樹脂は熱伝導率が低いという性質があるため、内部の温度が安定しやすく、高温や低温の環境下でも劣化しにくいです。また、金属は振動が伝わりやすく長期間使用すると疲労が起こりやすいのに対し、樹脂製配管は柔軟性があるためひび割れしにくいという性質を持っています。樹脂は酸やアルカリなどの化学物質にも強く、化学工場などでも安定的に使用できる素材です。

樹脂製配管が金属製配管に比べて施工コストが抑えられるのも大きな魅力です。樹脂製配管は素材の軽さと接続の簡単さがあるため、工期の短くなり工事全体のコストカットに繋がります。また、樹脂製配管は腐食しにくく長期的なメンテナンス費用も抑えられるためトータル的なコストにおいても金属製よりも優れているといえます。

金属製配管の特徴

樹脂製配管について詳しく解説してきましたが、ここからは対比する金属製配管について詳しく解説します。

金属製配管の種類

金属製配管と一言にいっても、さまざまな素材で造られた配管があり、全てが同じ特性を持っているわけではありません。たとえば、金属製配管にはステンレス・銅・鉄といった素材が主に使われていますが、それぞれに強みと弱みがあります。金属製配管の中でも素材に応じた用途を理解しておくことが大切です。以下で現在使われている代表的な金属製配管を紹介します。

金属製配管の例
  • ステンレス管
  • 銅管
  • 鉄管
  • 鉛管

ステンレス管とは?

ステンレス管とは、ステンレス素材で造られた配管のことで、優れた耐食性や強度があるのが特徴です。金属製ですがステンレス製のため錆びや腐食に強く、水や化学薬品を扱う環境下でも長期間使用できます。他の金属製の配管と比較するとステンレス管は、金属製配管の特性をバランスよく持っており、軽量かつ耐久性があるので清潔さが求められる食品や医療分野、化学工場などでも広く使われています。

銅管とは?

銅管とは、銅を主成分とした配管のことで、優れた熱伝導性と耐食性があるのが特徴です。銅は熱や電気を効率よく伝える性質を持っているため、冷暖房や給湯設備、冷却システムなど温度管理が肝となる場所で広く使われています。また、抗菌性を持ち菌の繁殖を抑えられるため、飲料水の配管としても衛生的に使用できます。

鉄管とは?

鉄管とは、鉄を主成分とした配管のことで、強度と耐圧性に優れているのが特徴です。以前は、ガス・水道・空調の配管など耐久性が求められる場面で広く使われていましたが、重さや施工の難しさから近年では採用されることは少なくなっています。

鉛管とは?

鉛管とは、鉛を主成分とした配管のことで加工がしやすく腐食に強いことから、昔は水道配管やガス配管によく使われていました。しかし、鉛が溶け出し人体に健康被害を起こすリスクがあることから、現在で使用されることはほぼありません。

金属製配管のメリット

金属製配管が樹脂製配管より優れている面として大きいのが強度と耐圧性です。金属は非常に硬く、圧力や外部からの衝撃に強いため、高圧ガスや液体を安全に運ぶ場面に適しています。また、高温にも耐えうる耐熱性を持っていることから、蒸気や高温の液体を扱う工場や施設でも重宝されています。金属には燃えにくい性質もあるため、工場などの特定の環境下ではむしろ金属製配管の方が信頼性が高いです。

金属製配管のメリット
  • 耐久性が高い
  • 水質が劣化しにくい
  • リサイクル可能で環境負荷が少ない

樹脂製配管と金属製配管では、耐用年数にも大きな違いがあります。経年劣化や変形を起こす可能性があることから樹脂製配管の耐用年数は20~30年されている一方で、金属製配管…特にステンレス管や銅管の耐用年数は約50年程度とされています。金属の方が耐圧性や耐熱性に優れ、衝撃や外部の物理的な影響にも強いため、長期間の使用に耐えられる大きな要因です。

経年劣化などにより配管にヒビや変形が生じれば、水道水の中に菌が発生したり、カビが内部に付着することもあります。管内に菌が発生すれば水質の汚染に繋がり、安心して水を飲むこともできません。その点、銅やステンレスなどの金属製の配管は、耐久性に優れており内部での劣化が起こりにくいです。同時に銅は抗菌性にも優れているため、長期的に水質の安全を守れます。

金属製配管の多くがリサイクル可能なため、環境に対する負荷が少ないのも大きな魅力です。ステンレス・銅・鉄などの鉄製品は、回収して再加工が行われており、新たに他の製品に生まれ変わることもできます。金属製配管は使用後も資源として再利用できるため、環境にとっても優しい配管といえます。

配管の違いを知って場所にあった配管工事を

配管は、金属製配管と樹脂製配管の2つに大きく分けられますが、それぞれの配管の中でも適材適所があります。どの場所に、どの配管が適しているかは詳しい知識が必要なため、配管工事を行う際は必ず水道局指定工事店に依頼することが大切です。メンテナンスや修理に際しても長期的に相談もできるため、配管工事は水道局指定工事店に依頼しておくと安心できるでしょう。

イースマイルは水道局指定工事店として24時間365日対応しています。配管工事は埋設する関係で不具合に気づきにくい場所です。長く安全に水道を使うためにもイースマイルにお問い合わせください。イースマイルではお見積もりや出張には費用をいただいていないため少しでも気になることがありましたらまずはご相談ください。

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