排水口・排水管の修理交換、つまり、水漏れ、悪臭を水道業者が解決

排水口でのつまり症状を確認後、住宅の中のどこで詰まっているかを特定します。
■集合住宅の場合
床下の配管のどこかで詰まっている可能性が高いです。詰まっている可能性がある全ての排水管に水を流し、つまり箇所を特定します。
■戸建て住宅の場合
住宅内の詰まりの可能性のある排水管に水を流し、確認します。更に外の排水マス（トイレ用、キッチン用、お風呂用）をひとつずつ確認し、どの排管でつまりが起きているのかを確認します。

＜解決方法＞
詰まり箇所を特定出来たら、つまりの状況に応じトーラーや高圧洗浄機を使ってつまりを取り除いて行きます。
ポンプを使用する際は空気が抜けないよう、不要な他の排水口を塞ぎます。
シンク下の排水管のつまり：
トラップを外して中身（つまり）を取り出します。詰まり状況や2次被害可能性を探るため、詰まっている物を確認します。そのため基本的には押し流さず吸引をします。髪の毛詰まり等の軽い原因であればポンプで押し出して流してしまうこともあります。
排水トラップのつまり：
排水トラップを外してクリーニングします。トラップの金具が錆びて劣化している場合、外して掃除してしまうと水漏れなど別のトラブルを引き起こすことがあるため、トラップを外さずに吸引します。

詰まり箇所と原因の特定、詰まり箇所が排水管の奥であったりするなど、排水口詰まりを自分で解決することが難しいです。排水口が詰まる「サイン」を見逃さず、未然に防ぐことが最も大切です。
排水口詰まりのサイン：
排水口に水を流した後、コポンコポンという音がしたら排水管が詰まりかけている、もしくは詰まっているサインです。
排水口詰まりを自分で解消する方法：
・50度程度のお湯で油の詰まり原因を流す
・重曹やクエン酸などの薬品を使用して詰まり原因を溶かす
・ラバーカップ（スッポン）で詰まり原因を押し流す
・真空式ポンプクリーナーで詰まり原因を押し流す
・ワイヤーブラシで詰まり原因をそぎ落とす
上記の様に症状に合わせて様々な方法で詰まりを解消することができますが、自分で行うのが難しいと感じた場合は悪化させる前に業者に問い合わせてみてください。
排水口を詰まりにくくするための予防法：
キッチン・洗面台・浴室などを使い終わった後すぐに水を止めず、しばらく余分に水を流してから止めるようにしましょう。排水管の中に油や髪、石鹸カスなどが引っかかることを防ぎ、詰まりを抑止する効果があります。また、普段からこまめに掃除をして、汚れを落としておくことも大切です。