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配管業者とは?水漏れ・つまりなど水まわりトラブルを解決するプロの選び方と依頼方法:イメージ
豆知識 更新日:2025年7月9日

配管業者とは?水漏れ・つまりなど水まわりトラブルを解決するプロの選び方と依頼方法

目次
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自宅のキッチンから水がポタポタ漏れてきたら慌ててしまいますよね。水漏れや排水管のつまりなど水まわりのトラブルは突然やってきます。自己流で直そうとするとかえって悪化させてしまうこともあります。そのようなときに頼りになるのが配管業者(いわゆる水道屋さん)というプロの存在です。

本記事では配管業者とは何から、依頼すべきトラブルの例、信頼できる業者の選び方、依頼の流れ、費用相場、そして依頼時の注意点まで、初心者の方にもわかりやすく説明します。水まわりの悩みを解決するために、ぜひ参考にしてください。

配管業者とは

配管業者とは、住宅や建物の給排水管など配管の工事や修理を専門に行う業者のことです。一般的には水道屋さんと呼ばれることも多く、水漏れの修理から排水のつまり解消、水まわり設備の設置・交換まで幅広く対応してくれる水まわりトラブル解決のプロです。

自宅の蛇口やトイレからの水漏れ、台所やお風呂の排水のつまり、さらには給湯器や井戸ポンプなど、水に関わる設備のトラブル全般について、配管業者が技術と知識を活かして対処してくれます。専門的な道具や技術が必要な作業が多いため、DIYや素人では難しい作業は配管業者に任せるのが安心です。

配管業者は国家資格が必須というわけではありませんが、水道工事に関する国家資格を持つスタッフが在籍している業者が多いです。たとえば給水装置工事主任技術者は水道管工事の国家資格で、水道局から指定工事店として認可を受けるためにも必要となる資格です。こうした資格を持った技術者がいることで、適切な工事や修理ができる業者と判断できます。要するに配管業者は水まわりのエキスパートであり、家庭の水に関する困りごとを解決してくれる心強い存在です。

配管業者に依頼すべきトラブル

水まわりで起きるトラブルの中には配管業者に依頼したほうが良いケースが多くあります。ここでは代表的なこんなときは配管業者を呼ぶべきというトラブル例を紹介します。いずれも放置すると被害が広がったり、素人が無理に対処すると悪化するおそれがあるため、早めにプロに相談しましょう。

配管からの水漏れ

キッチンのシンク下や洗面台の下など、配管から水が漏れている場合は配管業者に依頼しましょう。水漏れの原因はパイプの劣化や接続部分のゆるみ、パッキンの劣化などさまざまです。

たとえばシンク下の排水パイプや蛇口の根本からポタポタ水が垂れるようなケースです。応急処置としてまず止水栓を閉めて水を止めましょう。そのうえで業者を呼べば、原因となっているパッキンの交換や配管の修理をしてくれます。自分でテープを巻いてごまかそうとしても完全には直せず、水漏れが続くと床下に水が染みてカビや腐食の原因になります。水漏れは放置せず、早めにプロに修理してもらうことが大切です。

排水管のつまり

排水管のつまりは、台所や洗面所、浴室、トイレなどあらゆる場所で起こり得ます。台所なら油脂や食べかす、浴室なら髪の毛や石けんかす、トイレならトイレットペーパーの大量投入などが原因で、配管の中が詰まって水が流れなくなります。

軽度のつまりであれば市販のラバーカップ(すっぽん)やパイプクリーナーで改善することもありますが、奥の方で異物が詰まっている場合や重度のつまりは専門の機材が必要です。配管業者はワイヤーブラシや高圧洗浄機などを用いて配管内部の詰まりを取り除いてくれます。下水の悪臭が逆流したり汚水があふれる前に、早めにプロに依頼してスッキリ直してもらいましょう。

水道管の破裂・凍結

冬場の厳寒期などに屋外や壁の中の水道管が凍結すると、その氷の膨張圧力で管が破裂することがあります。また、凍結に限らず経年劣化や地震などでも配管が破損・破裂することがあります。

水道管が破裂すると大量の水が噴き出し、家屋に大きな被害を及ぼしかねません。もし水道管が破裂してしまったら、まず落ち着いて水道の元栓を閉めて水の流れを止めてください。その後、配管業者に緊急修理を依頼しましょう。

凍結の場合は、タオルを巻いてぬるま湯をゆっくりかけることで溶かせることもありますが、下手に熱湯をかけると管が破裂するおそれがあるため注意が必要です。配管業者なら電気ヒーターや専門の解氷機を使って安全に解凍し、破損した箇所の補修や交換まで行ってくれます。なお、寒冷地では冬前に水道管に保温材を巻く、防寒チューブを装着するなどの凍結防止対策をしておくと安心です。

給湯器の交換

お風呂やキッチンで使う給湯器が故障したり古くなった場合も、配管業者に相談できます。給湯器とはお湯を沸かすための装置で、ガス給湯器や電気温水器など種類があります。寿命は一般的に10年前後と言われ、故障するとお湯が出なくなったり異音や異臭が発生します。

給湯器の交換作業は、水とガスまたは電気に関わるため専門の資格と技術が必要です。配管業者の中には給湯器の交換・設置に対応しているところも多くあります。新しい給湯器の選定から古い機器の取り外し、配管の接続工事まで安全に行ってもらえます。無資格の素人がガス器具をいじるのは大変危険で、法律違反にもなるので給湯器トラブルも迷わずプロに依頼しましょう。

配管の交換・新設

築年数が経っている住宅では、古くなった水道管や排水管の交換が必要になる場合があります。たとえば鉄製の配管が錆びて穴が空きやすくなっていたり、水の出が悪くなったりするケースです。

また、新しくキッチンや洗面台を増設するなどで配管を新たに敷設したい場合も配管業者の出番です。配管の交換工事は一部の短い管を付け替えるだけで済むこともあれば、住宅全体の配管を入れ替える大規模な工事になることもあります。当然必要な部材や工数も増えるため、工事規模に応じた専門知識と道具が不可欠です。

配管業者は水を止めた状態で古い管を取り外し、新しい配管を適切に接続します。その際、水漏れがないか水圧テストを行い、断熱材を巻いて凍結防止処理まで施します。配管の材質選びや適切な径(太さ)の判断もプロでなければ難しいため、交換・新設工事は信頼できる業者に任せて確実に施工してもらいましょう。

配管の洗浄

排水の流れが悪い、下水の臭いが気になるといった場合には配管の洗浄を依頼する方法もあります。長年使った排水管の内側には、油脂汚れや石けんかす、水垢などが蓄積し、管の通り道を狭くしたり悪臭の原因になったりします。

配管業者は高圧洗浄ポンプを使って水圧で配管内部を洗い流したり、ワイヤーブラシでこびり付いた汚れをかき出したりするクリーニング作業を行ってくれます。定期的な配管洗浄はつまりの予防にもなります。特に集合住宅や飲食店では数年おきに専門業者による排水管清掃を実施することがあります。家庭でもキッチンの下水臭が気になるときなどは一度プロの洗浄を検討すると良いでしょう。自分では手の届かない配管の奥まできれいにしてもらえるので安心です。

リフォームに伴う配管工事

キッチンやお風呂、洗面所、トイレなどのリフォーム工事をする際にも配管業者の力が必要です。たとえばキッチンの場所を移動する、洗面台を交換する、お風呂をユニットバスに入れ替えるといったリフォームでは、給水管や排水管の取り回しを変更したり新しい設備に接続したりする作業が発生します。

リフォーム会社が全て対応してくれる場合もありますが、多くの場合は水道の専門業者が配管部分を担当します。配管業者はリフォームプランに合わせて最適な配管ルートを設計し、漏水しないよう確実に施工してくれます。リフォーム後に水が流れない、配管から水漏れするなどの不具合が起きないよう、プロの技術でしっかり工事してもらうことが大切です。リフォームを検討している場合は、事前に水道工事の専門業者と連携が取れているか確認すると安心でしょう。

井戸ポンプの修理

都市部では少なくなりましたが、地下水を汲み上げる井戸ポンプを使っている家庭もあります。井戸水を家庭の水道として利用している場合、そのポンプが故障すると水が出なくなってしまいます。井戸ポンプの修理や交換も配管業者が対応可能です。

ポンプ内部の部品劣化やモーター故障、配管のつまりなど原因に応じて修理してくれます。特に古い井戸ポンプは急に止まることがあるため、異常な音がする、圧力が弱まったといった前兆があれば早めに点検を依頼しましょう。井戸ポンプは電気機器でもあるため感電の危険がありますし、水源となる井戸は衛生管理も重要です。安全かつ適切に直すにはやはりプロの技術が必要です。

以上のように、水まわりのトラブル全般で配管業者は頼れる存在です。これは自分で直せるかな?と迷うような状況でも、無理をすると被害が広がるケースが多いため、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。電話やメールで問い合わせれば、症状に応じた対処法のアドバイスを、すぐ来てほしい場合は緊急対応もしてくれるでしょう。

信頼できる業者の選び方

水まわりのトラブルが起きて業者を呼ぼうと思ったとき、どの業者に依頼すればいいのか迷ってしまうかもしれません。ここでは、配管業者を選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。初めて業者に連絡する方でも、以下の点に注意すれば信頼できる会社かどうかを見極める手助けになります。

資格や免許を持っているか

まず重要なのはその業者に有資格者が在籍しているかです。先ほども触れたように、水道工事そのものに必須の免許はありませんが、適切な工事を行うには専門資格・免許を持ったスタッフが必要です。

具体的には給水装置工事主任技術者や排水設備工事責任技術者などの国家資格があります。これらの資格を取得するには実務経験と試験合格が必要で、持っている人は水道工事のプロといえます。信頼できる業者はホームページや名刺にこうした資格名をきちんと記載しています。

逆に何の資格も示していなかったり、スタッフが水道工事の知識に乏しそうな業者は避けたほうが無難でしょう。素人同然の作業では後々トラブルになる可能性があります。資格の有無は業者選びの基本チェック項目です。

経験と実績はあるか

業者の経験年数や実績も大切な判断材料です。創業してから長年営業している会社や、これまでにたくさんの修理事例がある業者は豊富なノウハウを持っています。経験豊かな配管業者であれば、原因がわかりにくいトラブルでも的確に診断し、過去の事例を踏まえて最適な対処をしてくれるでしょう。

また実績がある会社は地域での信頼も得ていることが多く、安心感があります。もちろん新しい業者でも優秀なところはありますが、口コミや評判などで実績を確認してみると良いでしょう。公式ホームページに施工事例やお客様の声を掲載している業者も多いので、一度目を通しておくようにしましょう。サイト内で似たようなトラブルをたくさん解決している、〇〇市で〇年の実績など具体的な記述があれば安心材料になります。

見積もりの透明性

見積もりが明確かつ透明性があるかも重要なポイントです。信頼できる業者は、作業に入る前に必ずどのような作業をして、そのためにいくら費用がかかるかを説明し、書面または明細で見積もりを提示してくれます。

料金体系がはっきりせず、「やってみないと値段がわからない」とか「とりあえず作業しますね」などと言って見積もりを出さずに作業開始しようとする業者には要注意です。このようなケースでは後から高額な請求をされるおそれがあります。

また、見積もり額について質問したときに明確に答えられない業者も避けましょう。良心的な業者であれば、「基本料金○円+作業費○円+部品代○円で、合計○円になります」と内訳を丁寧に説明してくれるはずです。見積もりの段階で不明瞭な点がある場合は、納得できるまで質問し、それでも曖昧な対応しかできない業者なら依頼しないほうが安全です。

緊急対応が可能か

水道のトラブルは夜間や休日などいつ起こるかわかりません。いざという時にすぐ駆けつけてくれる業者だと安心です。24時間365日対応を謳っている水道修理業者も多数あります。お住まいの地域で深夜や早朝でも受付・出動している業者があるかチェックしてみましょう。

もちろん通常時間内の対応しかしない業者でも、迅速に動いてくれるところはあります。電話した際のレスポンスの早さや、問い合わせ時の対応も大事なポイントです。ただし注意点として、深夜の出張には割増料金がかかることもあります。緊急対応力は重要ですが、もし時間に余裕があるなら通常営業時間に修理をお願いしたほうが割安になるケースもあります。

保証・アフターサービスは充実しているか

修理や工事が終わった後の保証やアフターサービスもチェックしましょう。信頼できる業者は、自社が行った作業に対して一定期間の保証を付けていることがあります。たとえば修理後〇ヶ月以内に再発したら無償で再修理しますといったアフターサービスです。工事内容によって保証内容はさまざまですが、こうした保証制度がある業者はアフターケアまで考えてくれている証拠です。

逆にやりっぱなしで、修理後は知りませんという態度の業者だと、万一ぶり返したときに困ってしまいます。また、電話したらすぐ来てくれたのに修理後の問い合わせには全く対応してくれない…というのでは不安ですよね。施工後のフォローについても事前に確認しておくと安心です。保証書を発行してくれる業者や、定期点検の案内をしてくれる業者だとより信頼度が高いでしょう。

信用できる口コミや評判はあるか

インターネットや知人から得られる口コミや評判も貴重な情報源です。実際にその業者を利用した人の体験談は参考になります。ただし、注意したいのは口コミ情報にも玉石混交あることです。ネット上の口コミサイトには、宣伝目的のやらせレビューや過度に悪評だけを書き込んだものも存在します。本当に信用できる口コミを見極めるには、具体的なエピソードが書かれているか、評価が偏りすぎていないかなどを判断材料にしましょう。

たとえば「夜中なのに20分で来てくれて助かった」「見積もりどおりの金額で追加料金もなく安心できた」といった具体的な内容は信ぴょう性が高いです。一方で「あの会社は最悪だ!」など感情的な書き込みだけでは真実かわかりません。また、周りに水道修理を依頼した経験のある友人やご近所さんがいれば、直接評判を聞いてみるのも良いでしょう。地元で長年営業している業者なら地域の口コミで評判が伝わっていることもあります。総合的に判断して、評判の良い業者を選ぶようにしましょう。

水道局指定工事店かどうか

依頼の際に確認したいのが、その業者が水道局指定工事店であるかどうかです。水道局指定工事店とは、各自治体の水道局から給水工事の事業者として正式に認可を受けている業者のことです。

実は法律上、家の外から水道メーターまでの給水管をいじる工事や、水道本管から分岐する工事は指定工事店でなければ行えません。たとえば給水管(上水道管)の修理・移設・増設は指定工事店以外はできない決まりです。そのため、信頼できる水道業者を選ぶ際は必ず指定店かどうかを確認しましょう。

多くの業者はホームページや広告に「〇〇市指定給水装置工事事業者」と記載しており、指定番号が明記されていることもあります。指定工事店であれば技術者の資格要件など厳しい基準をクリアしている証拠なので、安心感が違います。

逆に無許可で違法な工事をするような業者は問題外です。なお、トイレや蛇口の簡単な修理程度なら指定店でなくても対応可能な場合もありますが、大きな工事になったときに対応できないおそれがあります。最初から指定工事店に依頼しておくほうが無難でしょう。自治体の水道局サイトで指定店一覧が公開されている場合もあるので、調べてみるのも手です。

相見積もりをして比較をしているか

最後に相見積もりについてです。相見積もりとは、同じ工事内容について複数の業者から見積もりを取って比較することを指します。時間と手間はかかりますが、特に修理費用が高額になりそうな場合やリフォーム工事などでは、一社だけで即決せず複数社を比べることをおすすめします。相見積もりをすることで相場価格が見えてきますし、一社だけでは気づかなかった提案や注意点が他社から提示されることもあります。

また悪質業者を避ける意味でも相見積もりは有効です。極端に高すぎたり安すぎたりする提示をしてくる業者に気づけるからです。たとえば2社が10万円前後の見積もりなのに1社だけ30万円と言ってきたら、その理由を慎重に考える必要があります。反対に1社だけが妙に安すぎる場合も、後から追加料金を上乗せされるリスクがあり注意です。比較検討することで適正価格かどうか判断でき、納得して依頼することができます。複数社に電話するのは手間かもしれませんが、高額な工事ほど相見積もりの効果は大きいので、ぜひ実践してみてください。

業者への依頼の流れ

初めて配管業者に修理を依頼する際、どんな段取りで進むのだろうと不安になるかもしれません。ここでは、一般的な業者依頼の流れをステップごとに説明します。頭に入れておけば心構えができ、いざという時にも落ち着いて対処できるでしょう。

問い合わせ

まずは業者への問い合わせです。トラブルが発生したら、できるだけ早く電話やウェブサイトのフォームから連絡しましょう。電話の場合、24時間受付なら深夜でも対応してくれます。連絡したら、以下のポイントを伝えるとスムーズです。

業者に伝えるべきこと
  • 発生しているトラブルの内容(例:「台所のシンク下で水漏れがしている」「トイレが詰まって水が流れない」など)
  • 住所や建物の場所(出張可能エリアか確認してもらうため)
  • 緊急度(水が噴き出して止まらない等の場合はその旨伝える)

専門スタッフが状況を簡単にヒアリングし、応急処置のアドバイスをしてくれることもあります。到着までの時間もこの時点で教えてもらえます。〇〇分ほどで伺いますといった回答があるので、その間は安全に気をつけて待ちましょう。

現地調査・見積もり

次に、業者のスタッフが現地に来て調査を行います。実際にトラブル箇所を見て、原因を特定し、どんな作業が必要か判断します。調査が終わると、作業内容の説明と見積もり金額の提示があります。この段階でどこが故障しているのか、どのように修理するのか、料金はいくらかをしっかり確認しましょう。

信頼できる業者であれば、原因や作業方法について素人にもわかるよう優しく説明してくれますし、料金も明朗に見積もりしてくれます。不明点があれば遠慮なく質問しましょう。見積もりだけ聞いて後で断ることも可能です。この時点で提示された金額に納得できなければ、その場で契約しない選択もOKです。優良業者であれば強引に契約を迫ることはありません。一度持ち帰って他社と比較することもできます。

作業内容の説明・契約

見積もりに納得し、この業者にお願いしようと決めたら、正式に依頼(契約)します。契約といっても個人宅の修理では書面を交わさないケースもありますが、見積書にサインを求められる場合もあります。作業開始前にどんな作業を行うか最終確認しましょう。配管を何メートル交換する、今回は応急処置で後日部品取り寄せが必要など説明があるはずです。しっかり説明を受け、疑問点があれば契約前に解消しておきます。

ここで納得して依頼すれば、作業が開始されます。なお、この時点までならキャンセル料は基本的にかかりません。契約後にキャンセルすると費用が発生することもあるので注意しましょう。契約前に見積もり書や契約内容をよく確認し、不安が残る場合はその場で契約せず検討すると伝えても大丈夫です。

施工

いよいよ施工開始です。配管業者のスタッフが必要な部品や工具を用いて、見積もりで説明された内容の作業を行います。作業時間はトラブルの内容によってさまざまです。簡単なパッキン交換なら数十分、排水管の高圧洗浄なら1~2時間、大がかりな配管工事なら半日以上かかることもあります。

作業中、基本的に依頼者は見守っているだけでOKですが、途中で気になることがあれば遠慮なく声をかけて構いません。「今どんな状態ですか?」など質問すれば、スタッフが進捗を教えてくれます。また、作業員が部品を取りに一度外出するケースもあります。その際も特に心配はいりません。もしトイレや水道がしばらく使えない場合は事前に教えてくれるので、その間はなるべく使用を控えましょう。作業員は安全に十分配慮して進めてくれますが、念のため小さなお子さんやペットがいるご家庭では作業の邪魔にならないよう注意してください。

確認・支払い

作業が完了したら、依頼者と一緒に作業の確認を行います。水漏れ修理なら実際に水を流してみて漏れていないか、つまり除去なら水がスムーズに流れるか、交換工事なら新しい部品が正しく設置されているかといった点をチェックします。

疑問や気になる箇所があればこのタイミングで指摘しましょう。問題がなければお支払いとなります。支払い方法は業者によって異なりますが、現金払いのほか最近はクレジットカード払いに対応している業者も増えています。見積もりどおりの金額であることを確認し、領収書を受け取ります。領収書には作業内容が簡単に書かれていることもあるので大事に保管してください。保証期間が設定されている場合、保証書類が渡されることもあります。支払いが済んだら一連の修理対応は完了です。

アフターサービス

修理後もアフターサービスについて知っておくと安心です。多くの信頼できる業者は、修理箇所に問題が再発した場合に迅速に対応してくれます。たとえば翌日また水漏れしてしまったと連絡すれば、すぐに再訪問して原因を確認し、追加の修理を行ってくれるでしょう。保証期間内であれば基本的に無償対応になることが多いです。

また、今回の修理箇所以外でも水まわりで気になる点があれば相談に乗ってくれる業者もいます。修理後しばらくは、同じようなトラブルがぶり返さないか注意深く様子を見ることも大切です。異常に気づいたら早めに業者へ連絡しましょう。なお、今回依頼した業者の対応に満足できたなら、かかりつけの水道屋さんとして今後も困ったときにお願いすると良いでしょう。電話帳やスマホに業者の連絡先をメモしておけば、いざという時に慌てず連絡できます。

配管工事を業者に依頼する際の費用相場

依頼する際にやはり気になるのが費用です。配管工事や水道修理の費用は内容や現場の状況によって大きく変動しますが、ここでは代表的な作業の費用相場を解説します。実際の見積もり額は各業者で異なりますが、事前に目安を知っておくことで高すぎる請求を見抜く助けになります。

水漏れ修理の費用相場

水漏れ修理の費用はその原因や場所によってさまざまです。比較的軽微なケースなら数千円から対応してもらえることもありますが、部品交換や配管補修が必要だと費用は上がります。目安としてトイレの水漏れ修理の場合は約4,000円~18,000円が相場です。

また、キッチンのシンク下配管からの水漏れ修理では出張費込みで8,000円~15,000円程度が一般的とされています。これらは一例ですが、部品代が高価な特殊部品だったり、壁の中の配管修理で大掛かりな工事になる場合は数万円以上かかることもあります。逆にナットの緩みを締め直すだけで直ったような場合、基本料金(出張費+点検費)のみの5,000円前後で済むケースもあります。いずれにせよ、現地を見てもらわないと正確な費用は出ませんので、まずは見積もりを依頼し、作業前に料金を確認することが大切です。

配管交換の費用相場

配管そのものの交換は工事規模によって費用の幅が大きいです。たとえば、一部分の配管を1m~2mほど交換する程度なら、材料費が1.5万~2.5万円、工事費が3万~5万円程度で、合計およそ4.5万~7.5万円が標準的な目安です。

一方、戸建住宅全体の配管を新品に交換するような大規模工事になると、材料費だけで5万~10万円、工事手間賃が10万~20万円ほどかかり、合計で15万~30万円程度を見込んでおく必要があります。もちろんこれは一般的な例で、住宅の大きさや構造、使う配管の種類によって上下します。

配管交換は壁や床を一部剥がす工事を伴うこともあり、その場合は大工工事費用も別途発生します。リフォームを兼ねて行う場合はトータルでもっと高額になります。高い費用を要する分、配管交換を任せる業者は信頼できるところを慎重に選びたいです。複数社から見積もりを取り、工事内容と金額をよく比較検討することをおすすめします。

つまり除去の費用相場

排水のつまり除去も依頼の多い作業です。つまりの程度によって料金は異なりますが、費用相場は以下のとおりです。軽度のつまりは5,000~8,000円ほど、重度のつまりは2万~5万円ほどかかります。

たとえば台所や洗面の浅い部分に異物が引っかかった程度なら1万円未満で収まることもありますが、排水枡にまで油脂やゴミが蓄積していたり、トイレで異物を流して便器を取り外さないと除去できないようなケースでは数万円規模になります。

また、夜間の緊急対応だと深夜料金が上乗せされる場合もあります。見積もり段階で作業内容と料金を確認し、了承してから作業開始となりますので、想定外の高額請求が心配な方は「料金がいくらまでなら作業してください」と事前に伝えておくのもよいでしょう。優良業者であれば、依頼者の予算感に配慮しつつ最適な除去方法を提案してくれます。

上記の費用相場はあくまで目安です。地域や業者、トラブル内容によって実際の料金は変動します。特に部品代や作業難易度によって差が出ますので、正式な見積もりで最終金額を確認するようにしてください。また、悪質な業者は相場とかけ離れた高額料金を請求してくるケースもあるため、次の章で解説する注意点にも目を通しておきましょう。

業者に依頼する際の注意点

信頼できる業者を選んで適正な料金で修理してもらうために、依頼時の注意点を押さえておきましょう。特に、悪質な業者に引っかからないよう以下のポイントに気をつけてください。また、万が一トラブルに巻き込まれた場合の対処法も知っておくと安心です。

悪質な業者の見分け方

残念ながら世の中には悪質な水道業者も存在します。利用者の焦りにつけ込んで法外な料金を請求したり、不必要な工事をされたりという被害が報告されています。では、どうすれば悪質業者を見抜けるのでしょうか?以下に悪い業者によく見られる特徴を紹介します。

悪質な業者の特徴
  • 極端に安すぎる広告を出している:「基本料金〇〇円~」などとチラシやウェブ広告に相場とかけ離れた激安価格を掲げて集客し、実際には別途高額な作業費を請求する手口です。数百円や0円を謳う広告には警戒しましょう。
  • 連絡先や住所が不明確:ホームページに会社名や所在地の記載がない、水道局の指定番号が書かれていないといった業者は怪しいです。何かあったときに連絡が取れなくなる可能性があります。
  • 見積もりを書面で出さない:悪質業者は作業前に正式な見積書を出さず、口頭で「〇万円くらいです」と言ってすぐ作業に入ろうとします。書面がないと後で言い逃れされるおそれがあるため、必ず見積書をもらいましょう。
  • 許可なく勝手に作業を始める:依頼者の了承を得ずにいきなり修理を始め、「ここまでやったんだから払え」と迫る手口です。信頼できる業者は必ず事前説明と同意を経てから作業します。
  • 妙に威圧的で態度が悪い:挨拶もしない、靴も脱がずに上がり込む、質問しても面倒くさそうにする等、マナーのなっていない業者は要注意です。常識のない業者に大事な家の工事を任せるべきではありません。

また、悪徳業者の典型的な手口として、実際には部品交換で直るはずの故障なのに「これは古い型なので部品がない。全部取り替えたほうがいい」と嘘をつき、トイレタンクなど本体ごと交換する高額工事に誘導するケースがあります。依頼していない箇所まで「ここも劣化しているから一緒に交換しましょう」と不要な工事を追加提案してくることもあります。少しでも不信感を覚えたら、その場で契約せず他の業者の意見も聞いてみるなど慎重に対応しましょう。

悪質業者は一度きりで逃げ切るつもりでいるため、身分や修理内容をあいまいにしたり、修理自体も雑に済ませてしまうことがあります。上記のような特徴に当てはまる業者は最初から避け、別の信頼できる業者に依頼するのが賢明です。近年は国民生活センターや各自治体の水道局も「悪質業者に注意」という呼びかけを行っています。業者選びの際は価格だけに飛びつかず総合的に判断してください。

契約前に確認すべきこと

業者に来てもらって見積もりを出してもらったら、正式に作業を依頼する前に以下の点を最終確認しましょう。

契約前に確認すべきこと
  • 見積もり金額と内訳:提示された金額に漏れがないか、追加料金の可能性はないか確認します。「この金額以上はかからないですね?」と念押ししておくのも良いでしょう。
  • 作業内容と範囲:どこをどのように修理・工事するのか具体的に把握します。壊れた部品の交換なのか、配管を何メートル交換するのかなど詳細を確認し、認識違いがないようにします。
  • 作業時間・日程:作業開始から完了までのおおよその時間や、工事の場合は何日かかるかを聞いておきます。長時間水が使えない場合は生活への影響も考慮しましょう。
  • 作業担当者:実際に来るスタッフが資格を持った方かどうか、経験豊富かどうか尋ねても良いです。不安な場合はベテランの方に来てほしいとお願いする手もあります。
  • 保証内容:修理後の保証があるか、期間はどれくらいか確認します。口約束にならないよう、書面でもらえるならもらっておきましょう。

これらを確認し、納得したうえで契約することが大事です。特に高額な工事になる場合、契約書を交わすケースもあります。その際は書面の内容をよく読み、不明点はその場で質問しましょう。急かされても焦らず、自分が理解・納得できるまで確認する姿勢がトラブル防止につながります。信頼できる業者ほど丁寧に説明してくれるものです。逆に確認を嫌がったりはぐらかすようなら契約を見送る勇気も必要です。

トラブル発生時の対処法

万が一、業者との間でトラブルが発生してしまった場合の対処法も知っておきましょう。たとえば思っていたより高額な請求をされて支払えない、修理後すぐに再び故障したが業者が対応してくれないなど困った事態に陥ることもゼロではありません。

まず、料金トラブルの場合は支払いの前に冷静に対処します。見積もりと大きく異なる金額を請求された場合、その場で理由を尋ねましょう。作業中に追加の故障個所が見つかった等、正当な理由があるケースもありますが、明らかに不当な上乗せであれば支払いに同意せず一旦保留することも選択肢です。悪質業者の場合、払わないと帰らないなどと脅すかもしれませんが、無理に支払う必要はありません。その場で110番通報したり、周囲に助けを求めても構いません。領収書や見積書など記録は必ずもらい、後で消費生活センターなど公的機関に相談しましょう。

修理内容のトラブル、たとえば再故障や修理ミスの場合は、まず業者に連絡し状況を伝えます。信頼できる業者であれば誠実に対応し、再修理や返金など何らかの対処をしてくれるはずです。連絡しても取り合ってくれない場合や、明らかに手抜き工事をされた場合は、やはり消費生活センター(消費者ホットライン:188)に相談してください。必要に応じて業者との仲介やアドバイスをしてもらえます。

なお、訪問販売で契約してしまったケースでは、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリングオフが可能です。工事が終わった後でも適用できる場合がありますので、怪しい契約をしてしまったと感じたら速やかにクーリングオフの手続きを検討しましょう。書面で通知を出す必要があるため、消費生活センターにやり方を教わると確実です。

いずれにしても、トラブルに遭ったときは一人で悩まず、公的機関や専門家に相談することが大切です。幸い、水道業者関連の相談は各地の消費生活センターでも数多く扱っており、適切なアドバイスをもらえます。また、極端に悪質な場合は警察沙汰にすることも辞さない姿勢で臨みましょう。普段からおかしいなと思ったらすぐ第三者に相談する習慣を持っておけば、大事に至らずに済むはずです。

まとめ

水まわりのトラブルは放置できない深刻なものが多いですが、配管業者に依頼すれば安心して解決できます。配管業者は給排水管や水まわり設備のエキスパートであり、家庭の水漏れやつまり、給湯器故障から大規模な配管工事まで幅広く対応してくれます。本記事では、配管業者にお願いすべき代表的なトラブルとして水漏れや排水のつまり、水道管破裂、給湯器交換、配管の新設・交換、配管洗浄、リフォーム時の工事、井戸ポンプ修理などを紹介しました。いずれも素人が無理に対処すると悪化するおそれがあるものばかりです。困ったときは早めにプロに相談しましょう。

また、信頼できる業者選びのポイントとして資格保有の有無や経験実績、見積もりの明確さ、緊急対応力、保証内容、口コミ評判、水道局指定の有無、相見積もりの活用などを挙げました。これらを参考にして業者を比較すれば、きっと納得のいく依頼先が見つかるはずです。依頼の際は問い合わせから見積もり、契約、施工、支払い・確認、アフターサービスといった一連の流れを把握し、特に見積もり内容の確認を怠らないようにしましょう。費用相場も事前に知っておけば、高額すぎる請求を避けやすくなります。水漏れ修理や配管交換、つまり除去の相場感をつかんでおけば、適正価格で修理してもらえるか判断しやすくなるでしょう。

最後に悪質な業者の手口と対策についても解説しました。極端に安い広告や契約前の不審な対応には十分注意し、少しでも怪しいと感じたら他の業者にも当たってみることが大切です。万一トラブルが発生しても泣き寝入りせず、消費生活センターなどに相談すれば解決への道が開けます。

大切なご自宅の水まわりを守るために、困ったときは信頼できる配管業者に頼ることをためらわないでください。プロの力を借りれば、面倒な水のトラブルも安全・迅速に解決できます。ぜひ本記事の内容を参考に、いざという時に落ち着いて適切な対処ができるよう備えておきましょう。水まわりの平穏は、信頼できるプロと正しい知識があればきっと取り戻せます。

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