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水道のカートリッジ交換は自分でできる?浄水用・水栓内部の違いと交換方法:イメージ
交換豆知識 更新日:2026年8月13日

水道のカートリッジ交換は自分でできる?浄水用・水栓内部の違いと交換方法

「水道 カートリッジ 交換」で調べると、浄水器の交換部品と、シングルレバー水栓の内部部品の情報が混在します。どちらも「カートリッジ」と呼ばれますが、役割も交換する理由も別です。浄水カートリッジは浄水性能を維持するための消耗品、水栓内部のカートリッジはレバー操作に連動して水量や湯水の混合、止水などを行う部品です。

この記事では、まず2種類の違いを整理したうえで、型番の確認方法、交換の進め方、作業後のチェックポイントを解説します。水栓内部のカートリッジについては、症状から交換が必要かを見分けるポイントや、水道修理業者へ相談したほうがよいケースも紹介します。
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目次

「水道のカートリッジ」は2種類ある|まず交換したい部品を確認

水道のカートリッジ交換といっても、すべて同じではありません。キッチンの浄水器カートリッジと水栓内部カートリッジ(蛇口内部カートリッジ)の部品交換では、目的や確認ポイントが異なります。最初にこの違いを整理しておくことで、その後の部品選びや作業手順で迷いにくくなります。

浄水カートリッジ
浄水性能を保つために定期的に交換する消耗品です。味やにおい、水の出方、交換時期の目安から確認します。
水栓内部のカートリッジ
レバー操作や止水に関わる内部部品です。水漏れや止まりにくさ、レバーの重さなどの不具合がある場合に確認します。

浄水カートリッジ交換に当てはまるケース

キッチンの浄水器や浄水器一体型水栓で、メーカーが案内する交換時期を迎えた場合は、浄水カートリッジの交換を行います。交換時期は製品ごとに異なり、使用期間だけでなく使用水量などが基準になるものもあります。味やにおい、水の出方に変化がある場合も、取扱説明書やメーカー案内を確認してください。

水栓内部のカートリッジ交換に当てはまるケース

シングルレバー水栓で、レバーを閉じても吐水口から水がポタポタ落ちる、水が止まりにくい、レバー操作に違和感がある場合は、内部カートリッジの劣化や不具合が原因の一つとして考えられます。ただし、水漏れの場所によってはパッキンや接続部、本体など別の原因もあるため、症状だけでカートリッジと決めつけないことが大切です。

浄水用か水栓内部か迷うときは型番と説明書を確認する

浄水用か水栓内部か迷うときは、まずメーカー名と型番を確認し、取扱説明書や保証書、水栓本体や浄水器本体のラベル・刻印を見ます。型番が分かれば、浄水カートリッジか水栓内部の交換部品かを絞り込みやすくなります。

型番確認は部品選びだけでなく、安全に交換できるかを判断するためにも重要です。水栓内部の部品には、機種によって分解を前提としていないものもあるため、事前に確認しておく必要があります。

交換前に確認すること|水栓内部を触るなら先に止水

水まわりの交換作業では作業前の確認が重要です。特に水漏れがある場合は、修理よりもまず被害拡大を防ぐことを優先してください。ここでは、止水、養生、やけど防止、賃貸での連絡の流れを整理します。

水漏れがあるときは止水栓か元栓を先に閉める

水漏れがあるときは、まず水を止めることが基本です。キッチンや洗面台の下に止水栓がある場合はそこを閉めます。見当たらない、固くて動かない、場所が分からない場合は無理に触らず、元栓を確認してください。止水できれば、漏れの状況や場所も落ち着いて確認しやすくなります。止水前に作業を始めると被害が広がるおそれがあるため、まずは水を止めることを優先してください。

止水できないまま分解を始めると、漏水が広がるおそれがあります。シンク下や床まで濡れている場合は、まず止水し、その後に管理会社や業者へ連絡してください。

タオルや洗面器を用意し、周囲を養生する

カートリッジ交換では、部品を外した瞬間に少量の水が出ることがあります。あらかじめタオルや洗面器、不要な布などを用意し、床や収納内が濡れないよう養生しておくと安心です。シンク下に電源タップや家電がある場合は、濡れない位置に移動させておきましょう。

また、お湯を使った直後の作業は避けてください。水栓や内部部品が熱を持っていると、思わぬやけどにつながることがあります。作業前に周囲を片付け、手元を見やすくしておくことも大切です。

賃貸住宅では自己判断で交換せず、管理会社へ連絡する

賃貸住宅では、水栓や浄水設備が入居者の所有物ではない場合があります。そのため、自己判断で交換や業者手配を進める前に、管理会社や大家へ確認することが基本です。軽い不具合に見えても、負担区分や修理方法が決められていることがあります。

特に水漏れがある場合は、床材や収納だけでなく下の階へ影響が出る可能性もあります。まず止水して被害を抑え、そのうえで管理会社へ連絡してください。

交換用カートリッジはメーカー名・水栓品番から特定する

カートリッジ交換は、手順よりも事前の準備でつまずくことが多い作業です。特に多いのが、型番違いの部品を購入してしまうケースです。ここでは、メーカー名や品番の確認方法、適合の見方、工具や作業環境の整え方を整理します。

メーカー名と品番はどこで確認するのか

メーカー名と品番を確認するときは、まず水栓本体や浄水器本体のラベル、刻印、シールを確認します。見つからない場合は、取扱説明書や保証書を確認してください。キッチン・洗面・浴室では表示位置が異なるため、本体の側面や裏側、シンク下の機器も含めて確認します。型番表示をスマートフォンで撮影しておくと、店頭や通販での比較もしやすくなります。

見た目ではなく、メーカーの適合情報で部品を選ぶ

部品選びで重要なのは、見た目ではなく水栓との適合です。メーカー名と水栓品番を確認し、メーカーの部品表・分解図・公式案内などから対応するカートリッジを特定してください。同じメーカーでも機種によって使用するカートリッジは異なります。

作業前に準備する工具と部品管理のコツ

必要な工具は水栓によって異なります。ドライバーや六角レンチ、専用工具などが指定されている場合もあるため、先にメーカーの交換手順を確認してから用意してください。タオルや洗面器、外したネジを置くトレーなども準備しておくと作業しやすくなります。

取り外しの順番が分からなくならないよう、分解前の状態をスマートフォンで撮影したり、部品の向きや位置をメモしておくと戻しやすくなります。作業スペースを事前に片付けておくだけでも、部品の紛失や組み戻しのミスを防ぎやすくなります。

準備しておきたいもの
  • 型番に合った工具
  • タオル、洗面器、不要な布などの養生用品
  • 外したネジや部品を置くための小皿やトレー
  • 分解前の状態を記録するスマートフォン

浄水カートリッジ交換の進め方

浄水カートリッジの交換は、故障修理ではなく性能を維持するためのメンテナンスです。機種によって形状は異なりますが、交換時期の考え方、方式ごとの手順、交換後の通水や衛生確認といった基本の流れは共通しています。まずは全体の流れを把握しておきましょう。

浄水カートリッジの交換時期と、先延ばしにしないほうがよい理由

浄水カートリッジの交換時期は、製品ごとに使用期間や使用水量などを基準として設定されています。たとえばTOTOでも、製品ごとに対象カートリッジと交換方法を案内しています。自己判断で一律の期間を決めず、使用している製品の取扱説明書やメーカー案内に従って交換してください。

ただし使い続けるほど、浄水性能の低下や目詰まり、衛生面の不安は大きくなります。交換時期を守ることで状態管理がしやすくなり、安定して使用できます。交換日をメモしておくと、次回の目安も分かりやすくなります。

一体型やアンダーシンクなど、方式ごとに押さえたい交換の流れ

浄水カートリッジの交換方法は、設置方式によって異なります。水栓一体型は本体側の交換口から入れ替えるタイプが多く、アンダーシンク型はシンク下の装置や接続部で交換します。まず自宅の方式を確認し、取扱説明書の手順に従うことが基本です。

浄水カートリッジ交換の基本の流れ
  1. 型番と方式を確認し、説明書で止水の要否と交換口の位置を確認する
  2. レバーを閉じ、必要な機種は止水栓を閉めて、シンク内やシンク下にタオルを敷く
  3. 古いカートリッジを外し、新しいカートリッジを向きに注意して取り付ける
  4. 指定時間だけ通水し、接続部や本体まわりに漏れがないかを確認する
水栓一体型
水栓本体やヘッド部分の交換口からカートリッジを交換するタイプです。
アンダーシンク型
シンク下の機器や接続部で交換するタイプです。収納内が狭いと作業しにくいことがあります。

交換後の通水、白い濁り、長期間使わなかったあとの注意

交換後は、取扱説明書で指定された方法・時間に従って通水し、接続部から水漏れがないか確認してください。交換後にリセット操作が必要な製品もあるため、その場合は忘れずに行います。水が白く見える場合は空気の混入によることもありますが、濁りやにおいが続く場合は使用を止めて取扱説明書やメーカー窓口で確認しましょう。

長期間使用していなかった場合や、におい・濁りが気になる場合は、しばらく通水して様子を見ます。改善しない場合は、取り付け状態や適合部品の確認が必要になることがあります。通水時間や保管方法は機種ごとに異なるため、説明書の内容を優先してください。

浄水は残留塩素が除去されるため、水道水より一般細菌が繁殖しやすくなります。汲み置きの可否や保存方法はメーカーの取扱説明書に従ってください。

水栓内部のカートリッジ交換の進め方

水栓内部のカートリッジ交換は、水漏れやレバーの不具合を改善するための作業です。ただし、構造や分解手順は製品ごとの差が大きく、メーカーによっては分解を想定していない機種もあります。ここでは、交換で改善しやすい症状と、作業前に確認しておきたいポイントを整理します。

水栓本体の内部は機種によって構造が異なり、分解方法が公開されていない場合もあります。型番から取扱説明書やメーカーの補修情報を確認し、手順が分からない場合は無理に分解しないでください

カートリッジ交換で改善しやすい症状を見分ける

吐水口からのポタポタ漏れや止水不良、レバー操作の違和感は、内部カートリッジの不具合で起こることがあります。ただし、同じ症状でも別の部品や水栓本体が原因の場合があります。水漏れ箇所を確認し、メーカーの故障診断や部品情報と照らし合わせて判断しましょう。

一方で、本体のヒビ、根元の大きなぐらつき、配管側からの漏れ、シンク下まで広がる水漏れなどは、カートリッジ以外の原因の可能性があります。症状が内部部品の劣化で説明できるかどうかを目安にし、当てはまらない場合は無理に交換を進めないことが大切です。

分解するときは本体の回りと給水管への負担に注意する

分解前には必ず止水し、押さえる位置と回す位置を確認してから作業してください。工具を当てる位置だけを見て力を入れると、本体ごと回ってしまい、給水管や接続部に負担がかかることがあります。特にキッチンや洗面の台付き水栓では、見えない部分で配管がねじれると破損につながるおそれがあります。手順は機種ごとに異なるため、説明書やメーカーの案内に従って進めることが基本です。

水栓内部カートリッジ交換の大まかな流れ
  1. 適合する部品を用意し、止水栓または元栓を閉める
  2. レバーや化粧キャップ、カバーを外す
  3. 固定部品を外して古いカートリッジを取り出す
  4. 新しいカートリッジを向きに注意して入れ、外した順番どおりに戻す
  5. 止水を戻し、吐水と止水の動き、本体まわりの漏れを確認する

作業中は金属の縁やカバー内部で手を切ることがあるため、ゴム手袋を着用し、無理な力をかけずに進めてください。

外れない、固い、途中で不安になったときは無理をしない

ナットが固くて動かない、本体がぐらつく、想定以上に水が漏れる、部品を傷めそう、外したあとの戻し方に不安があるといった場合は、作業を中断する目安です。シンク下の配管まで一緒に動く感覚があるときも注意が必要です。

固着した部品へ強い力をかけると、水栓本体や固定部、給水・給湯管を傷めるおそれがあります。指定された方法で外れない、本体ごと動く、戻し方が分からなくなった場合は作業を中止し、メーカーや水道修理業者へ相談してください。

水栓内部のカートリッジ交換を業者へ相談したほうがよいケース

カートリッジ交換は自分で対応できる場合もありますが、すべてをDIYで進める必要はありません。止水ができない、水漏れが広がる、交換しても症状が改善しないといった場合は、早めに業者相談に切り替える判断が重要です。この章では、業者相談の目安と依頼前に確認しておきたいポイントを整理します。

止水できない、漏れが広がる、本体まで傷んでいるときは早めに相談する

止水栓を閉められない、シンク下や床まで水漏れが広がっている、水栓本体に破損がある、どこから漏れているか分からないといった場合は、自分で分解せず業者へ相談してください。特に水栓内部のカートリッジ交換は、原因の見極めや適合部品の特定が必要です。

交換しても直らないときは本体交換や別の原因を疑う

カートリッジを交換しても水漏れや操作不良が改善しない場合は、別の部品や水栓本体に原因がある可能性があります。また、古い水栓では補修部品の供給が終了していることもあり、修理ではなく水栓本体の交換を検討するケースもあります。何度も分解を繰り返さず、原因を確認してから次の対応を決めましょう。

業者へ依頼するときは、作業前に見積もり内容を確認する

業者へ依頼するときは、作業前に見積もりを確認し、カートリッジ交換で済むのか、水栓本体の交換が必要なのかなど、作業内容の説明を受けてから依頼しましょう。水漏れの原因によって必要な修理は変わるため、表示料金だけで判断しないことが大切です。

水栓本体交換など作業範囲が広がる場合は、必要な工事内容を事前に確認しましょう。

高額請求や強引な契約で困ったときは、消費者ホットライン188への相談も検討してください。

水道のカートリッジ交換は種類を見分けて無理せず進める

水道のカートリッジ交換では、まず「浄水カートリッジ」なのか「水栓内部のカートリッジ」なのかを見分けることが重要です。浄水用はメーカーが定める交換時期と手順に従い、水栓内部の部品は水栓品番から適合部品と交換方法を確認してから作業します。

水栓内部のカートリッジは、水漏れやレバーの不具合があっても必ず交換が必要とは限りません。原因や適合部品が分からない、止水できない、分解が難しい、交換しても直らない場合は無理に作業を続けず、水道修理業者へ相談してください。イースマイルでも蛇口の水漏れや水栓の修理・交換に対応しているため、自分で直せるか判断できない段階でも気軽に相談してください。

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