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お風呂の排水口のつまりを自分で解消!おすすめの掃除・予防方法も紹介:イメージ
つまり 更新日:2025年1月21日

お風呂の排水口のつまりを自分で解消!おすすめの掃除・予防方法も紹介

お風呂は毎日使う場所なので汚れが溜まりやすい場所でもあります。とくに排水口や排水管は汚れが蓄積してつまりとして症状に現れるため注意が必要です。

本記事では排水口が詰まってしまったときの対処法を解説。詰まらせないためにできる予防方法と掃除方法も紹介しているので参考にしてください。
目次
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排水口が詰まる原因とその確認方法

お風呂は日々汚れを洗い流しているためさまざまなものが排水口に流れます。外で付着したホコリや衣服の繊維、洗うための石鹸、髪の毛、皮脂と原因は多岐にわたります。本項では何が原因でつまりが起こっているのかの確認方法を紹介します。

浴室内で発生する汚れや固形物

お風呂の排水口つまりの原因の多くは汚れや石鹸が蓄積したことで起こります。たとえば体を洗う際に使用する石鹸やシャンプーは完全に水に溶けるわけではないのでしっかりと流さなければ固形物としてこびりつきます。このような成分に皮脂や髪の毛、繊維が合わせることで排水口の目皿や排水管の壁に蓄積し、徐々に流れが悪くなります。

意図的に流している方はいないとは思いますが、詰替用シャンプーの袋の切れ端や化粧落としに使ったコットンなどを誤って流してしまうことも珍しくなく、このような異物も排水口や排水管のつまりの原因として挙げられます。

流れが悪く感じた際に排水口に髪の毛などが溜まっているようであれば取り除いて流れるかどうか確認してください。これで改善するようであれば排水口のゴミが原因です。なおも流れが悪いのであれば排水トラップを取り外して改善するかを確認します。改善しない場合は排水管よりも先に原因があることがわかります。

屋外にある排水桝

浴室内に原因がない場合は排水桝が詰まっている可能性があります。排水桝とは家庭内の排水をまとめて流すために排水管が合流している場所で、ゴミや汚れを直接下水道に流さないよう分離させるための構造をしています。戸建て住宅の場合は敷地内の地面に埋められており、蓋を開けて確認することができます。

排水枡は汚れを分離して流さないための装置なので定期的に掃除をしなければゴミが蓄積して詰まってしまいます。また、大雨の後などは落ち葉や土砂が流れ込んで詰まっていることもあるので確認してください。

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排水口つまりの原因別対処法

浴槽の排水口

お風呂の排水口つまりは軽度なものであれば自身で解消することも可能です。原因がわからない状態で闇雲に試すのはよくありませんが、自分で試せるものであれば水道業者に相談する前に自分で作業を行うことで費用をかけずに直すこともできます。ここでは原因別に解消法を解説するので参考にしてください。

髪の毛が原因のつまり解消法

排水口つまりの主な原因が髪の毛であれば市販の液体パイプクリーナーを使うと効果的です。髪の毛はタンパク質でできているので、次亜塩素酸ナトリウムや水酸化ナトリウムなどの成分を含む液体パイプクリーナーを選ぶことで解消が見込めます。

これらの洗剤は塩素系の洗剤として区分され、酸素系洗剤と混ぜると有毒なガスが発生するため作業をするときは注意をしてください。排水口は石鹸の残りが流れずに溜まっていることもあるので作業時には十分注意し、換気をしながら作業をするようにしましょう。

液体パイプクリーナーはタンパク質を溶かすことでつまりを解消します。長時間置くと効果がありそうですが、逆に再度固まってしまうので、商品説明を読んで適切な使用量と時間で洗い流すようにしてください。

皮脂汚れが原因のつまり解消法

皮脂や垢がつまりの原因の場合は重曹を使って解消することができます。重曹は体にも環境にもやさしい成分で、水まわりの掃除にも使えるためこの機会に購入しておくと安心です。

重曹はアルカリ性のため、皮脂や垢のような酸性の汚れを中和して分解します。排水口に重曹をふりかけ、40℃ほどのお湯をかけて1時間ほど放置し、解消しているか確認をしてください。軽度のつまりであれば解消することが多いです。

石鹸カスが原因のつまり解消法

石鹸は水道水に含まれるミネラル分と結合して金属石鹸として蓄積します。石鹸カスはアルカリ性なので酸性の成分であるクエン酸やお酢を使って解消できます。

排水口へ重曹を50gふりかけ、上からクエン酸水もしくはお酢を100mlと40℃ほどのお湯をコップ1杯ほど流して1時間ほど時間をおいたらシャワーで洗い流します。

自分できるつまり解消法

水が出ているシャワーの写真

本項では自分でできる排水口つまりの解消方法を紹介。つまりの解消法は大きく下記の3つに分類できます。

つまりの原因を成分的に分解する
重曹とクエン酸を使って解消する
液体パイプクリーナーを使って解消する
つまりの原因を吸引する
ラバーカップを使って解消する
真空式パイプクリーナーを使って解消する
つまりの原因を物理的に分解する
ワイヤーブラシを使って解消する
ワイヤーハンガーを使って解消する

重曹とクエン酸を使って解消

重曹とクエン酸は前述したように皮脂や垢、石鹸カスと浴室で発生するつまりの原因に幅広く対応できます。ゴミや異物がつまりの原因でなければ複数の原因にアプローチでき、簡単に用意ができる重曹とクエン酸を使う方法がおすすめです。

この方法は排水口につきやすいぬめりのような汚れをスッキリ洗い流すこともできるので定期的に行うことで、つまり予防と掃除が同時にできる解消法です。クエン酸は酸としての成分としての役割なのでお酢で代用することも可能です。

手順
  1. 重曹1カップ、クエン酸水2カップを用意する
  2. 重曹を排水口全体に振りかけ、その後クエン酸水を注ぐ
  3. 反応して発泡してきたら、1時間程度そのまま放置する
  4. 浮き上がった汚れをシャワーの水またはお湯で洗い流す

この方法では化学反応によって二酸化炭素が発生します。浴室を閉め切って作業すると酸欠になるおそれがあるので換気をしながら作業してください。

液体パイプクリーナーを使って解消

つまりの原因が髪の毛であることがわかっている場合に有効なのが液体パイプクリーナーを使った方法です。「パイプユニッシュ(ジョンソン)」や「濃効パイプマン(ライオン)」などの商品はドラッグストアや通販で購入できます。

作業するときには体に付着しないようゴム手袋やメガネをつけるなど、しっかりと防護を行ってから作業しましょう。使用量や放置する時間は商品によって異なるので説明欄を読んで正しく作業をしてください。

手順
  1. 排水口の目皿、ヘアキャッチャー、排水トラップをすべて取り外す
  2. 排水管の内側に沿って液体パイプクリーナーを流す
  3. しばらく放置する
  4. 水やお湯を使って、液体パイプクリーナーで溶かした汚れを流す

ラバーカップを使って解消

ラバーカップはスッポンとも呼ばれ、排水口つまりの対処法として使用されることが多い道具です。シンプルな構造で子どもでも使いやすいことから学校でも常備されるほど扱いやすく効果があるのが特徴です。

ラバーカップは異物を押し出すのではなく吸い上げるように使用するのがポイントです。排水口に当ててカップを押し込むことで真空状態にし、一気に引き上げるときの力でつまりの原因を取り除きます。

手順
  1. ラバーカップを排水口に当てて隙間ができないようにする
  2. ラバーカップを強く押して密着させてしっかり圧力をかける
  3. 一気に引き上げる
  4. 一度でつまりを解消できなかったときは、何度か繰り返してつまりの原因を取り除く

洗い場ではなく浴槽の排水口のつまりを解消する際は、ラバーカップより少し上の位置まで水を張っておくと、水圧により吸引力を高めることができるので試してみてください。

真空式パイプクリーナーを使って解消

真空式パイプクリーナーの基本的な原理はラバーカップと同じで、圧力をかけてつまりの原因を引っ張り出して水が流れるようにします。ただし、ラバーカップよりも真空式パイプクリーナーのほうが吸引力が強いため、より高い効果を期待できます。

真空式パイプクリーナーを使用するときの手順も、基本的にはラバーカップと同じです。排水口にカップ部分を密着させたら、持ち手についているレバーを押し込みます。カップは押し付けたまま持ち手だけを引き上げると、つまりの原因を引っ張り出せます。一度でつまりが解消されるとは限らないので、何度から繰り返してみましょう。

真空式パイプクリーナーの吸引力は高いですが、ラバーカップのときと同様に、浴槽の排水口に使用する際にはカップの少し上程度まで水を張ってから行ったほうが効果を期待できます。

ワイヤーブラシを使って解消

ワイヤーブラシとは3m~5m程度の長いワイヤーの先端にブラシがついている道具のことで、ワイヤー式パイプクリーナーやトーラーと呼ばれる場合もあります。排水口の中につまりの原因がある場合はこれを排水口へ入れて奥に伸ばしていき、原因に当たったら回転させることで物理的に削ることでつまりを解消することができます。

手順
  1. 排水管に向けてワイヤーブラシを入れて奥へ伸ばす
  2. つまりにブラシが届いたら動かしてつまりの原因を削るように落とす
  3. つまりの原因が剥がれると隙間ができ、水が流れるようになる

ワイヤーブラシはホームセンターなどで購入することができるので近くに店舗がある場合は購入してもよいでしょう。うまくつまりを解消できれば水道業者に依頼するよりも安価で解消できます。

ワイヤーハンガーを使って解消

家にワイヤーブラシがある家庭は少なく、わざわざ買いに行くのが大変なケースやすぐに直したいケースでは役に立ちません。そのような場合は針金でできているワイヤーハンガーを使って簡易的なワイヤーブラシを作ることで対処できます。

怪我をしないよう軍手を着用し、ペンチを使ってハンガーを伸ばしていきます。先端は丸めることで排水管を傷つけないようにしてください。

手順
  1. ハンガーを伸ばして加工する
  2. 排水トラップの部品を外し、排水口につながっている穴を見つける
  3. 穴にワイヤーハンガーを入れて動かす
  4. つまりの原因を削るようにして除去する

この方法でもなかなかつまりが解消しないときは、ワイヤーブラシの場合と同様、業者に依頼して専門的な対処をしてもらう必要があります。

自分での作業が難しいときは迷わず相談してください

上ではさまざまな方法で排水口のつまりを解消する方法を紹介しましたが、方法がわかってもなかなかうまくできないという方も少なくありません。無理に作業をした結果、つまりの原因を奥へ押し込んでしまったり、排水管を傷つけてしまえばかえって症状は悪化し、かかる費用も高額になります。

排水口のつまりは時間をおいても改善することはほぼないので自分での解消が難しいと判断したときは早めに水道業者に相談しましょう。

イースマイルではあらゆる水トラブルに対してすぐに駆けつけができるよう、深夜や早朝であってもスタッフが待機しています。24時間365日対応なので休みの日でも最短20分で駆けつけてつまりを解消します。出張費や見積もりにお金はかかりませんのでまずは一度お電話からご相談ください。

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つまり予防のためにできること・掃除方法

浴槽を掃除する女性

つまりを除去した後でも今までと同じように使用を続けていればいずれまたつまりが発生します。詰まるたびに解消するのではなく、つまらせないためにできることを本項では紹介するので参考にしてください。

ヘアキャッチャーでゴミを取り除く

排水口ネットの写真

ドラムトラップ型の排水口では、目皿の下のヘアキャッチャーにゴミや髪の毛が絡まりやすいので掃除が大変だと感じている人も多いでしょう。髪の毛などのゴミはヘアキャッチャーで溜まることでは遂行に流れるのを阻止していますが、そのままにしておくと流れ出す可能性があり、不衛生でもあります。

溜まったゴミに触れずに捨てることができるタイプのヘアキャッチャーも販売されており、少しでも手間を減らすことでこまめに掃除ができるようにもなるのでおすすめです。ヘアキャッチャーを交換する際には排水口サイズに合ったものを選んで交換するようにしてください。

ゴミ取りシートでゴミを取り除く

ヘアキャッチャーの設置が難しい排水口の場合は排水口に貼って使うゴミ取りシートを使うのがおすすめです。こちらは1日~2日おきに交換するだけで排水口をきれいな状態に保てるのでおすすめで、100均やドラッグストアで購入できます。

ゴミ取りネットでゴミを取り除く

既存のヘアキャッチャーをそのまま使用する場合でも、ネットを被せるとつまりの防止に役立ちます。ネットはヘアキャッチャーよりも目が細かいので、小さなゴミや髪の毛も逃さずしっかりと集められます。ヘアキャッチャーにゴミや髪の毛が絡まりにくくなるため、掃除もしやすいです。

パイプクリーナーで排水口を掃除する

つまりの解消法として紹介した液体パイプクリーナーですが、つまる前に使って未然に防ぐこともできます。つまりが発生していなくても、お風呂を使っていると石けんカスや髪の毛が排水ユニットや排水管に溜まっている可能性があります。そのようなときでも、定期的に液体パイプクリーナーを使用して溜まった汚れを溶かすようにすると、つまりの原因の蓄積を予防することが可能です。

液体パイプクリーナーは、つまりを予防するときも、お風呂がつまってしまったときも使い方に変わりはありません。製品の表示に従い、適量を排水口に注いで30分程度そのまま放置しましょう。時間が経ったら水やお湯でしっかり洗い流し、汚れやぬめりのない状態にしてください。

高圧洗浄機で排水管を掃除する

お風呂のつまりを発生させないようにするには、定期的に高圧洗浄を行って汚れをしっかり落とすことも大切です。

ただし、高圧洗浄によるメンテナンスは個人では難しい部分もあります。特に排水桝まで掃除するとなると、専門の業者でなければ適切な作業ができない可能性があります。業者が使用している高圧洗浄機はパワーが強いため、奥に溜まった汚れもしっかりと落とすことが可能です。

定期的なメンテナンスは業者に依頼し、つまりの原因をしっかり落としておきましょう。依頼すれば点検もしてもらえるので、つまり以外のトラブルの予兆にも早く気付くことができます。

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定期的に排水枡を掃除する

排水枡とは家中の排水管が集結する場所にあり、それぞれの排水管から流れる汚れやゴミを取り除く場所です。排水桝はその特性上汚れが蓄積するため掃除をしなければいずれ詰まります。頻繁に掃除をする必要はありませんが、半年に1回ほどは掃除をしておきましょう。

排水桝は屋外の地面にに設置されています。大雨などが原因で土砂や落ち葉が溜まってしまうこともあるので、台風の後などはゴミが溜まっていないか確認しておくと安心です。

排水口の仕組み

最後に排水口の仕組みについて解説します。排水口の構造がわかればどこに汚れがたまりやすいのか、どこを掃除すればいいのかがわかります。

排水トラップとは

最近の家庭のお風呂はユニットバスが主流となっています。ユニットバスの排水口は、浴槽と洗い場の2箇所にあります。それぞれの排水口は床下でつながっており、流れてきた水は最終的に同じ排水管へ流れる仕組みです。浴槽の排水口がいちばん奥にあるので、浴槽から洗い場の排水口を通って排水管へとつながっています。

洗い場の排水口の下には「排水トラップ」という水が溜まる部分があり、排水管の中の臭いにおいや雑菌、害虫などが浴室内にのぼってこない仕組みになっています。浴室内で特につまりやすい場所は、この排水トラップです。封水のために常に水が溜まっている状態を保つために複雑な構造になっているので、つまりの原因も蓄積されやすくなっていることをおさえておきましょう。

浴槽や洗い場の排水口もつまりやすいため、こまめな掃除が必要です。また、ある程度長く利用していると排水管にもつまりが発生しやすくなります。排水管のつまりの原因に自分で対処するのは難しいので、注意が必要です。

ドラムトラップとワントラップの違い

ドラムトラップとワントラップの構造

排水口にはドラムトラップ型とワントラップ型があり、それぞれ構造が異なります。トラップがあることで下水の臭いを室内へ持ち込まない工夫がされています。ここではこのトラップについて説明します。

ドラムトラップ型は排水口の目皿の下にドラムの形をした排水トラップがついているタイプです。水をたくさん溜めて排水管の空気の逆流を防ぐので、排水トラップ内の水が蒸発しにくくなっているのが特徴です。

一方でワントラップ型は排水口の目皿の下にお椀の形をした被せものがついており、その外側に水が溜まるタイプです。皿と被せものがネジで固定されている場合と、それぞれが別々になっている場合がありますが基本的な構造は同じです。ドラムトラップ型と比べて洗いやすい形状ですが、水が蒸発しやすいので、長期間使用をしていないとにおいが気になるケースもあります。

現在のユニットバスの排水口は、ほとんどがドラムトラップ型です。特に、目皿の形が長方形であればドラムトラップ型である可能性が高いでしょう。

排水口と排水溝の違い

「はいすいこう」と入力すると排水口と排水溝の2つの変換が出てきます。同じ音なので同じ意味と勘違いされがちですが実は別のものです。この記事で解説している排水口はお風呂やキッチンにある排水を流すための口なので排水口の表記が正確です。

一方で排水溝は排水が流れる溝のことで、道路の端にある側溝のことを指します。同じ排水が流れるということもあり似ているため混同されがちですが覚えておきましょう。

排水口のつまりは早めに解消しましょう

この記事では排水口つまりの対処法として自分でもできる方法を中心に紹介しました。排水口が詰まってしまえばそこで水を使用することができなくなるので非常に不便です。つまりの症状が見られた際には早めに対処をして悪化させないようにしましょう。

イースマイルは排水口つまりの実績も多く、水道業者のみが扱う専用の道具を使って速やかに解消をします。細かく点検し、原因を調査してから作業をするので初めてでも安心して依頼できます。排水口のつまりは状況によって金額も変わるためまずは無料で行うお見積もりから確認してください。お電話は年中無休で24時間繋がりますのでいつでもお気軽にご相談ください。

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