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お風呂の床が白くなる原因は?汚れに適した掃除方法を紹介:イメージ
掃除 更新日:2024年10月1日

お風呂の床が白くなる原因は?汚れに適した掃除方法を紹介

お風呂の床に発生した白い汚れを放置すると、中性洗剤だけでは取り除くことが難しくなります。本記事では、白い汚れが発生する原因や掃除方法、注意点について解説します。正しい掃除方法を実践することで、お風呂の床がピカピカになり、毎日気持ち良く入浴できるようになるでしょう。
目次
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お風呂の床に白い汚れが!その原因とは?

ハテナマークを浮かべる人の影の写真お風呂の床に白い汚れが発生する原因は、以下の3つが挙げられます。

  • 水垢
  • 石鹸カス
  • 皮脂汚れ

水垢が白い汚れを発生させる理由は、水分が蒸発した後で「カルキ」と「ミネラル」が残るからです。カルキとは塩化石灰と呼ばれる化合物のことで、消毒のために水道水に含まれています。

そのため水垢による汚れは、カルキ汚れとも呼ばれます。また水道水には金属成分が含まれており、その一例がカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分です。水分が蒸発した後にカルキとミネラル分がお風呂の床に残ると、アルカリ性の白い汚れが生じます。

石鹸カスも、白い汚れを発生させる原因の一つです。石鹸の油脂成分と水道水に含まれる金属成分が反応すると、石鹸カスが発生します。水垢や石鹸カスはアルカリ性の汚れに分類されますが、白い汚れの中には酸性のものもあります。

例えば、皮脂汚れは酸性です。水垢や石鹸カス、皮脂汚れは水に溶けないため、お風呂の床に白い汚れとして残ります。アルカリ性と酸性の汚れが混ざっている汚れもあるため、お風呂用洗剤だけで汚れを落とすのは難しいでしょう。

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お風呂の床の白い汚れを撃退するお掃除アイテム

洗剤の写真お風呂の床の白い汚れを落とすためには、いくつかのお掃除アイテムが必須です。白い汚れは、アルカリ性と酸性の汚れが混ざって生じたものであり、それぞれに有効なアイテムが異なるからです。汚れ落としに役立つお掃除アイテムは、以下のとおりです。

  • バスマジックリン
  • クエン酸
  • 重曹
  • ブラシ
  • スポンジ
  • キッチンペーパー
  • サランラップ

汚れを落とすために、バスマジックリンといった中性洗剤を準備しましょう。ただし、水垢や石鹸カスによって生じた白い汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸が必要です。

アルカリ性の汚れと酸性の成分を反応させ、「中和」と呼ばれる化学反応を起こすことで、白い汚れが水に溶ける物質へと変化します。

クエン酸が手元にない場合は、お酢でも代用できます。ただしお酢特有の臭いが残るため、臭いが気になる方はクエン酸を使いましょう。アルカリ性の重曹は、酸性の皮脂汚れなどを落としたいときに使用するアイテムです。

酸性の汚れは、アルカリ性の成分と中和反応させると取り除けます。またブラシやスポンジを使用すると、汚れを落としやすくなります。キッチンペーパーやサランラップは、クエン酸や重曹を使用する際に補助的に使用するアイテムです。

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お風呂の床の白い汚れを掃除する方法

木のブロックを指でつまむ写真お風呂の床に付着した白い汚れを掃除する方法は、以下の3つです。

  • 浴室用洗剤を使用する
  • 重曹を使用する
  • クエン酸を使用する

お風呂の床に付着した汚れには、水に溶けるもの以外に「アルカリ性の汚れ」と「酸性の汚れ」があります。これらは水に溶けないため、それぞれ中和反応を起こして水に溶ける物質に変える必要があります。それぞれの汚れを落とす方法を確認していきましょう。

1.浴室用洗剤で汚れを落とす

まず、バスマジックリンといった中性洗剤で汚れを落とします。洗剤は塩素系以外のものを選ぶのがポイントです。塩素系の成分が酸性のものと反応すると、人体に有害な塩素ガスが発生するからです。

酸性洗剤の他にも、酢やアルコールなど酸性のものは身近にあるため、塩素ガスが発生する可能性があります。

洗剤を床にかけて5分ほど放置した後、スポンジやブラシでこすり、シャワーで汚れを洗い流して床の状態を確認します。

この時、水垢や石鹸カスから発生したアルカリ性の汚れ、もしくは酸性の皮脂汚れがあれば、中性洗剤では取り除けません。取り除けなかった汚れを落とすためには、重曹やクエン酸を使う必要があります。

2.重曹で脂分の汚れを落とす

重曹を使った掃除方法

中性洗剤でもきれいにならない酸性の汚れを落とすには、重曹がおすすめです。重曹はアルカリ性なので、酸性の汚れと中和反応を起こし、汚れが水に溶ける物質に変わります。重曹は粉の状態のまま床に50~100gほどかけるか、水と混ぜてスプレーとして使用するのがおすすめです。

スプレーとして使用する場合は、水100mlに対して重曹を小さじ1杯の割合で混ぜて作ったスプレーを使用しましょう。重曹の粉をかけるかスプレーを吹きかけた後、そのまま5分間放置します。しばらくすると汚れが浮いてくるので、スポンジやブラシでこすって汚れを落としましょう。

汚れを落とした後は、中性の浴室用洗剤をかけて洗い流します。これは、重曹が床に残らないようにするためです。

3.クエン酸で水垢や石鹸カスを落とす

重曹や中性洗剤であっても取れない汚れは、水垢などが原因で生じるアルカリ性のものです。したがって中和反応を利用して汚れを落とすために、酸性であるクエン酸を使用します。

クエン酸を使う際は、スプレーを作って吹きかけるとよいでしょう。水200mlに小さじ1杯のクエン酸を混ぜて、スプレーを作ります。スプレーを床全体に吹きかけた後、キッチンペーパーを乗せて、その上からサランラップをかぶせます。

これは、クエン酸が乾燥するのを防ぐためです。5分間放置すると汚れが浮いてくるので、スポンジやブラシで汚れを取り除きます。最後にシャワーで洗い流し、クエン酸が残らないよう気を付けましょう。

お風呂の床の白い汚れを落とす時の注意点

POINTと書かれた紙の写真お風呂の床の白い汚れを落とす際、酸性洗剤と塩素系洗剤を同時に使用しないように注意してください。これらの洗剤を同時に使用すると化学反応が起こり、人体に有害な塩素ガスが発生するからです。

また掃除する日は、カビ取りの日とは別の日にしましょう。カビ取りに用いる塩素系洗剤が掃除に使用するクエン酸と反応して、塩素ガスが発生するおそれがあるからです。カビ取りの後に塩素系洗剤を洗い流したつもりでも、排水口に残っている可能性があります。

排水口に溜まっている塩素系洗剤は気がつきにくいので、カビ取りの日と掃除の日は、ずらすことをおすすめします。

お風呂の床をきれいにする方法はこちらの記事でも詳しく解説していますので是非参考にしてみてください。

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お風呂の床の白い汚れの予防策「入浴後こまめに清掃する」

電球の写真お風呂の床に汚れが溜まらないようにするためには、こまめな清掃が必要です。白い汚れの原因は、床に残っている水垢や石鹸カスなので、普段からこまめな清掃を心がけることで汚れを予防できます。

入浴後に熱いシャワーをかけるだけで、床に付着した水垢や石鹸カスを落とせます。そのため、日々の入浴後にこまめにシャワーをかけることを習慣にするのがおすすめです。週に1~2回掃除するだけで、汚れが溜まりにくくなります。

洗剤を使っても落ちない汚れは、水垢や皮脂汚れが徐々に床に溜まり、酸性の成分とアルカリ性の成分が混ざり合って発生します。週に数回掃除を行えば汚れが溜まらないため、重曹やクエン酸で掃除する手間を減らせるでしょう。

お風呂の床以外に白い汚れが付きやすい場所とその掃除方法

手書きのハテナマークの写真浴槽や壁も汚れが付きやすいため、注意が必要です。それぞれの掃除方法を確認しておきましょう。

垢や皮脂が付着しやすい「浴槽」

白い浴槽は汚れが目立ちにくいので、特に注意してください。浴槽は水垢や石鹸カス、皮脂汚れが付着しやすい場所です。入浴時に身体の皮脂や垢が出て、水位線などに付きます。浴槽に付いた白い汚れを落とすには、バスマジックリンといった中性洗剤が有効です。

40~50度程度のお湯をかけて汚れが緩んだ状態にして、中性洗剤をかけます。スポンジで汚れを落として、シャワーで洗い流します。浴槽は水垢や皮脂が付着しやすいため、黒ずみ汚れが残っている場合があります。黒ずみ汚れを落とす際は、クリームクレンザーがおすすめです。

クリームクレンザーは研磨剤が含まれた洗剤なので、スポンジを使用してやさしくこすり、浴槽を傷つけないように汚れを落としましょう。

白い汚れが目立つ「壁」

白い汚れは壁にも付着するため、こまめな掃除が大切です。身体から出た皮脂や垢が壁に付着したまま放置すると、汚れが溜まっていきます。その汚れを落とさなければ、壁にカビが発生してしまうでしょう。

汚れやカビを防止するために、お風呂上りに壁に熱いシャワーをかけて、皮脂や垢を洗い流してください。身体や頭を洗う時に皮脂や垢が壁の上側まで飛び散ることがあるため、壁全体にシャワーをかけて洗い流しましょう。

日頃の清掃の他、定期的に洗剤で洗うのも有効です。週1回を目安に浴室用洗剤を壁にかけて、スポンジやブラシでこすって汚れを落としましょう。

まとめ

水色のまとめのイメージ写真お風呂の床の白い汚れは、長い間放置すると層が厚くなるため、自力で取り除くのが難しくなります。また、重曹やクエン酸を使って掃除をしても、汚れがなかなか落ちないこともあります。そのような場合は、業者に依頼することをおすすめします。イースマイルは年中無休で24時間対応しているので、お風呂の床の汚れについて一度相談してみてはいかがでしょうか。

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